音楽の力!ストレス解消に効果抜群

こんにちは!諒設計アーキテクトラーニング
「心理・カウンセラーの資格取得講座」担当スタッフです。

コロナの影響で自粛が続き、前よりも音楽を聴くようになった、
音楽を聴くことに楽しみを見出すようになった、
という人は多いのではないでしょうか。

また、音楽を聴くと元気が出たり、イライラがおさまったりと、
気持ちの変化を経験したことがある人は多いかと思います。

このように音楽には心を前向きにしたり落ち着かせる効果があり、
実は医療の世界でも「音楽療法」として用いられているのです。

日本ではあまり聞き慣れませんが、
アメリカなど海外では職業の1つとして「音楽療法士」があり、
多くの医療機関で音楽療法士が活躍しています。
日本ではまだ雇用機会が少ないものの、
音楽療法士として活躍されている方は増えてきています。

このような医学的にも音楽の効果は証明されていて、
音楽には精神的な苦痛に加えて身体的な苦痛を和らげる効果があります。

音楽療法士については、
たとえば手術といった大きなストレスを感じている患者さん、
特に子供の患者さんに好みの音楽を演奏してたり一緒に歌ったりします。
こうすることで緊張を司る交感神経が鎮まり、不安が軽減されるのです。

加えて音楽は思考や知覚などの司る脳の大脳皮質という場所や、
記憶や感情などを司る脳の大脳辺縁系といった場所に作用し、
その作用によって快楽ホルモンとして知られるドーパミンが分泌されます。
すると気がまぎれたり楽しい感情が出てくるようになったりして、
その結果として痛みを感じる神経に情報が伝わりにくくなり、
身体的な痛みを和らげてくれというわけなのです。

ちなみに音楽には、楽しいリズム、落ち着くリズム、
テンションが上がるリズムなど、さまざまな種類がありますが、
基本的に今の心理状態に合った音楽や
共感しやすい音楽を聴くのがよいとされています。

たとえばイライラしている時には激しめの音楽、
気分が落ち込んでいる時は穏やかな音楽がおすすめです。
気分が徐々に落ち着いてきたら、
少しテンポのよい音楽に変えると元気が出るようになります。

また、集中したいときにはリズムがシンプルな音楽がよいでしょう。

音楽は心身に絶大な影響を与えてくれます。
今ではYoutubeなどで身近に音楽に触れることができますので、
ストレスを感じている時などには音楽の力を借りてみてはでしょうか。

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