貧乏ゆすりの意外な健康効果

こんにちは!諒設計アーキテクトラーニング
「ビジネス・スキル・趣味の資格取得講座」担当スタッフです。

今回は「貧乏ゆすり」について、
ちょっと意外な事実を皆さんにシェアしたいと思います!

貧乏ゆすりというと「行儀がよくない」とか「貧乏になる」とか、
あまり良いイメージがありませんし、
世間的にみると嫌煙される行動ですよね。

しかし、実は貧乏ゆすりには健康につながる行動でもあったのです!

ロンドン大学などの研究チームの報告によると、
貧乏ゆすりをすることの多い女性は死亡リスクが低くなるとのこと。

これはアメリカの医学会誌であるAmerican Journal of Preventive Medicine(09.23/2015)に掲載されたものです。

そもそも長時間座ることで足の筋肉の代謝や血行が低下するので、
さまざまな病気の発症や悪化の原因になったり、
長時間座るほど死亡リスクが高まるというのは
それまでにも数多くの研究で明らかになっています。

一方、今回の研究では長時間座っていても貧乏ゆすりをすることで、
血液が全身に巡るために死亡リスクが下がる可能性が示唆されたのです。

この研究は女性のみを対象としたものですが、
体の仕組みは男性も同じですので、男性にも共通するものと思われます。

また、貧乏ゆすりはエコノミー症候群の予防にも有効とされています。
エコノミー症候群とは、足を動かさずに長時間座り続けた結果として、
足の静脈に血栓という血の塊ができて、その血栓が血液に乗って肺に飛び、
肺塞栓症と呼ばれる病気を引き起こすものです。

エコノミー症候群は長時間座る姿勢が続く
飛行機内で起こることが多いですが、
電車やバス、車内などでも起こりうるものです。

WHOによると足を動かさずに4時間座り続けると、
血栓ができる危険性が2倍に高まるとのことですので、
誰でも普通の生活の中で起こる可能性があるのですよね。

貧乏ゆすりをするということは足を動かすということですから、
血栓の予防、ひいてはエコノミー症候群の予防に効果があるわけです。

このような理由から、貧乏ゆすりは健康につながるわけですが、
実は集中力を高める効果もあるのです。

集中するためには頭に十分な血液が必要ですが、
座っている時には血液が足の方に溜まってしまっています。

貧乏ゆすりをすると足の血液が循環して、
全身に血液が巡りやすくなりますから、
貧乏ゆすりは集中力アップを助ける行動でもあったのです。

今回は貧乏ゆすりをピックアップしてお話しましたが、
足を動かす行動は何も貧乏ゆすりだけではありません。

どのような動作であっても基本的には足を動かすことで、
血液が循環しやすくなりますので、
座ることが多いという人は日頃から定期的に足を動かすよう
心がけてみてくださいね!

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