メレンゲなしでもフワフワに?美味しいパンケーキの作り方
こんにちは!諒設計アーキテクトラーニング、
「パティシエ・スイーツ・お菓子の資格取得講座」担当スタッフです。
今回はフワフワで美味しいパンケーキの作り方についてです。
世界中で人気のパンケーキですが、
日本ではホットケーキの方がメジャーかと思います。
卵白を泡立てて分厚く焼いた、
スフレのようなホットケーキですよね。
でも、あれは実際に作ってみると
メレンゲ作りや型を使った成形、形を崩さないように
丁寧に返したりとかなり手間のかかるスイーツなのです。
お店で食べる分には嬉しいですが、
自宅ではもっと簡単に作りたいですよね。
そこで、ホットケーキより厚みは減りますが、
より手軽に、十分にフワフワで美味しい
パンケーキを作れる方法を紹介したいと思います。
こちらのレシピはホットケーキミックスではなく、
薄力粉から作るものになります。
粉類は薄力粉100g、重層3g、砂糖30~40g(お好みで調整)、
液体類は牛乳70g、レモン汁小さじ1、卵1個を使います。
ごく簡単に説明すると、液体類を混ぜたものに
粉類を合わせてふるい入れ、全体が混ざったら焼いていきます。
1つ目のポイントとして、牛乳にレモン汁を入れます。
アメリカなどでは一般的にバターミルクが使われますが、
日本にはなかなかないものなので、こちらで代用することができます。
レモンの酸性が加わることで、重層を活性化し、
ふわふわなパンケーキに仕上がります。
2つ目のポイントは、生地を混ぜすぎないことです。
かき混ぜすぎてしまうと、
生地の中に重曹から発生したガスが逃げてしまい、
平たいパンケーキになってしまいます。
ダマが気になるかもしれませんが、
ここは我慢して軽くかき混ぜる程度に留めましょう。
3つ目のポイントは、フライパンの温度です。
フライパンを熱したら、
一度湿らせた布巾にジュ―っと音がするまで置くと、
パンケーキを焼くのにちょうど良い温度になります。
火の入っていない状態で生地を流し込むと、
フライパンにくっつきやすくなり、
返すときに崩れやすくなってしまいます。
反対に熱すぎると、生地を流し込んだ瞬間に温度が上がりすぎて
生地の中にボコボコと穴があいてしまいます。
塗れ布巾で温度を調整したら、生地を流し込み、
蓋を閉じて弱火でじっくりやくと、ふっくらと仕上がります。
他にも風味付けで溶かしバターや
バニラオイルを加えるのもおすすめです。
少しコツのいるパンケーキ作りですが、
一度覚えてしまえば材料はシンプルなので
思い立った時に作れて便利ですよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね。