体温が下がると免疫力が低下する!低体温の人は要注意!

こんばんは!諒設計アーキテクトラーニング、
「整体・ボディケアの資格取得講座」担当スタッフです。

最近ではコロナのこともあって、
免疫力に対する注目が集まっていますよね。

そもそも免疫力というのは、
細菌やウイルスから守る防御能力のことを指します。

人にはもともと免疫力が備わっているので、
どのような細菌・ウイルスが体内に入ってきても
対処できるようになっています。

しかし、免疫力が下がってしまうと、
上手く対処できなくなるために、
細菌・ウイルスに感染しやすくなるのです。

免疫力が低下する原因にはさまざまありますが、
その1つに「低体温」が挙げられます。

人の平均的な平熱が36.5~37.1℃くらいですが、
細菌では36℃以下の人が増えてきているようです。

なぜ低体温だと免疫力が下がるのかというと、
これは血液の流れが深く関係しています。

血液は何十兆個もの細胞に栄養や酸素を届ける役割を担い、
それと同時に老廃物を回収する働きをしています。

そして血液中には免疫機能を有した白血球がいて、
白血球が血液に乗って全身を巡ることで、
体の中に入ってくる異物をパトロールしています。

しかし、体温が下がると血液の流れが悪くなるために、
細菌やウイルスなどの異物を見つけたとしても、
駆除する役割を持つ白血球が集まりにくくなります。

その結果、素早く駆除できなくなって、
細菌やウイルスに負けてしまい、
感染・発症してしまうようになるわけです。

裏を返すと、体温が上がれば血液の流れが良くなって、
免疫力が高くなるので、細菌やウイルスが入ってきても、
素早く対処でき、感染・発症に至りません。

したがって、免疫力を高めるためには、
体温を上げてあげることがとても大切なのです。

ちなみに、自分の平熱がどのくらいなのか、
知らないという方も多いと思います。

平熱は3~4日程度、朝、昼、夜の体温を測って、
その平均を出すことで導き出すことができます。

平均的な平熱が36.5~37.1℃ですので、
36~36.5℃ならやや注意、36℃以下なら要注意です。

まずは自分の平熱がどのくらいなのか
この機会にぜひチェックしてみてくださいね。

次回は「体温を上げる取り組み」についてお話しようと思います。


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