長生きが目的ではなく、楽しく生きることが目的です。
「人生100年時代」「健康長寿」という言葉を聞かない日はありません。何を食べれば良いとか、何をしたらダメとか、いろんな情報が巷に渦巻いています。
健康診断へ行き、「〇〇で引っ掛かった」「〇〇の数値がオーバーしている」などと言って、生活習慣を変えようとしている人が多いことと思います。しかし今一度、確認しておきたいことがありますので書くことにします。
現状維持で行きましょう!
数値を気にせず、好きなものを食べ、運動したくなければする必要もなく、ゴロゴロしたいならして、これまでの生活を変える必要はありません。
いいんです!
そんなことしたら余計にダメになります。
健康なのであれば、100歳まで生きても良いことがあるでしょう。介護の必要がなく、畑仕事をする100歳なら、家族や周りからも尊敬され、自慢できる高齢者になっているでしょう。それはかなり優秀なほんの一握りの人しかなれません。
介護が必要となる前に逝くのが最善!
多くの人は、80歳か90歳辺りで介護の必要な体になっていくことでしょう。そうなれば、厄介者になってしまいます。介護が必要となる前にポックリ逝くことが正しい逝き方だと思います。
だったら、多少の病気は持っておいた方が良いのではないでしょうか? ほんの一握りの最上級でないならば、中途半端な長生きは迷惑極まりないことになります。適度なところで亡くなることが周りのためになります。
おそらく皆さんもそう思っていることでしょう?
そう考えれば、これまで大好きだったスイーツを我慢することもないし、嫌いな魚を食べなければならないこともありません。若い時から続けている、それが不摂生な生活習慣だとしても、変えることなくそのまんまで良いんですよ。その方が家族のためになります。
「ピンピンコロリのいき方」というテーマで書いていますが、長生きしましょうと言っているわけではなく、家族に迷惑をかけることなく、元気な姿のまんま最期を迎えるための方法を考えているわけです。
それならば、中途半端なことをしたために、逆効果になる可能性があります。野菜を先に食べることも必要ないし、脂っこいものが好きならどんどん食べれば良いんじゃないでしょうか?
好きな事をして晩年を生きることができれば本望だと思いませんか?
嫌なことをするよりも、好きな事だけやって生きて行けたら最高じゃないですか!
あくまでも個人的な意見です。
健康状態がどの程度かによって受け取り方が違うと思います。多少気にした方が良い人もいるかもしれません。ただ、生活習慣の改善を試みても無理ならば、もう必要ないんじゃないでしょうか。
こんなことなら好きなお酒を飲ませてあげればよかった
食道がんになって手術をしたけど2年後に亡くなった知人がいます。奥様が言われていた言葉がずっと耳に残っています。
「食べることが好きな人でね、お酒も大好きでした。こんなことなら治療せずに、好きな物を食べて、いっぱいお酒を飲ませてあげれば良かった。栄養は管から入れて、口から食べることができなかったんです。食べるのが好きな主人に食べるところを見せるのが辛くて、家族はいつも隠れて食べていたんですよ。申し訳ないことをしたと後悔しています。」