スターバックスの何が問題なのか?(WSJ)
イスラエルがガザで泥沼の戦いを継続している影響で、イスラム圏やイスラム教徒の間で「スターバックスボイコット」が続き、収益に多大な影響を及ぼしています。
今回紹介する What’s Wrong With Starbucks? という記事は、イスラエルとは基本的には無関係な話です。
WSJの記事が考えるスターバックスの問題点を以下に列挙します。
朝の注文ラッシュで混雑し、アプリ注文における待ち時間が想定よりも長くなることがある
スタバの価格上昇が主な原因で、アメリカ国内での注文が6%減少
理論的に約170,000通りのカスタマイズが可能なため、バリスタの作業負荷が増加。店舗運営が困難な状況に
中国では低価格&迅速な配達で顧客を惹きつける競合(瑞幸珈琲 Luckin coffee)の台頭により、市場シェアを失いつつある
【龍成メモ】
私も朝たまにスターバックスをアプリ経由で注文しますが、記事にあるような混乱に直面したことはありません。
日本ではそこまで細かいカスタマイズをしている人を知りませんが、ネットで検索すると「(米国では)フラペチーノのブレンダーをまわす回数等結構細かいところまで注文する人が多い」という話があったり、米国の方がミルクの種類が多かったり、日本にはないカラフルな砂糖をトッピングできたりするようです。
バリスタが習熟するまでにも多大な時間が必要な気がしますし、戦略的に考えたときにもはやカスタマイズをやめたり減らすのも売上減につながるので、かなり厳しい状況にあるのかもしれません。
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