WSJが報じている中国の過去の約束
WSJの英語版に "Under New Scrutiny: China’s Nuclear Pledge to Ukraine" という記事がありました。これによれば
両国の合意により中国がウクライナに「核の傘」を提供する、という話を新華社通信が伝えたという記述があります。
「核の傘」は新華社通信が当時の報道で使っていた言葉
この報道は既に中国メディアからは消されてるとWSJに書いてあるので、日本語で調べてみたところ、中央日報の記事(2013年12月12日)が出てきました。
日本は本当に米国の傘の下にいるのか?
2021年11月16日のWSJで【社説】米国が核の傘を畳むことの意味という社説がありました。
バイデン政権が行っている自らの「核体制の見直し」が核抑止力について、その範囲や定義を見直すのであれば、中国やロシアに対して間違ったメッセージを発することになり「それは地政学上の嵐を呼び起こすことになる」と社説では警告してます。
また、WSJは「ロシアはウクライナとの国境近くに再び軍隊を集結させている。米国がただでさえ限定的な核の選択肢を不必要に手放せば、米国とライバル関係にある大国はつけあがり、行動をエスカレートさせることになる」とも指摘してしました。
表紙はFreeCreativeStuffさんの写真です。
#核の傘 #中国 #ロシア #ウクライナ #アメリカ