失読症に関連するゲノムワイドに有意な42の遺伝子座の発見(Nature Genetics)
Discovery of 42 genome-wide significant loci associated with dyslexia というNature Genetics掲載の論文から。
およそ10人に1人が失読症に罹患しており、成人になってもその症状が続くことがあります。
ディスレクシアの家族研究は最大で70%の遺伝性を示唆していますが、説得力のある遺伝子マーカーはほとんど見つかっていません。ディスレクシアと診断されたことを自己申告した成人51,000人と対照群1,080,080人を対象にゲノムワイド関連研究を行いました。
42の独立したゲノムワイドに有意な遺伝子座を同定。そのうち15個は認知能力や教育達成度に関連する遺伝子です。27個は新たにディスレクシア特異的な遺伝子である可能性があります(新たに発見されたので、その遺伝子が及ぼす影響の範囲がまだ分からないという話かと)。
また中国人とヨーロッパ人を祖先とする独立したコホートにおいて、23の遺伝子座(13の新しい遺伝子座)を検証しました。
【龍成メモ】
自社の製品開発に関する論文は深く読みますが、それ以外はさらさらと読んで紹介しようと思います。ということで、さらさらと読んだ論文なので、内容は浅くなりますがご容赦を(笑)
Daniela DimitrovaによるPixabayからの画像
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