6/1 気になった記事(アメリカの内戦、ロシア経済制裁の痛み、ヒット商品連発の秘密)
アメリカは内戦(Civil War)に向かっているのか?(FT)
Is America heading for civil war? というFTの記事から。
今年に入り、アメリカの内戦を扱った書籍が次々と刊行されています。
New York Timesの記者が書いた「This Will Not Pass」、カリフォルニア大学のバーバラ・ウォルター氏の「内戦はいかにして始まるのか(How Civil Wars Start)」やジェレミーアード氏の「The Next Civil War」などです。
書評レベルでしか読んでないですが、どの本も「アメリカという国家(もしくはアメリカ民主主義)の終焉」というテーマで書かれているようです。
ご存知の通りトランプに代表される勢力と、民主党に代表される勢力との争いです。このままだと中間選挙でバイデンが負けそうなので、2024年にはトランプ vs. バイデンの文字通り泥沼の戦いが再現されるかもしれません。
どの本もアメリカ民主主義に対する明確な処方箋は出されてないようです。
ロシア経済のほころび:消費者は制裁の痛みを感じ始めている(FT)
Russia’s fraying economy: consumers start to feel the pinch of sanctions というFTの記事から。
4月の求人広告数が2月よりも28%減少。マーケティング・PR・人事・マネージメント・銀行に至っては、求人広告が40~55%も減少。制裁による経済構造の変化、特に欧米企業の撤退などにより、高いレベルの仕事の需要が減っています。
制裁で輸入品も激減しており、2021年にワインは40%が輸入でしたが、現在はお店のワイン棚は空になりつつあります。
それでも今はまだ大きな変化は現れていませんが、戦争が長期化することで今年末にかけて、さらにロシア国内の経済環境は悪化しそうです。
「簡単で安く」をモットーに、ヒット商品を連発するサンコー(Youtube)
「お米が簡単に炊けるお弁当箱」や「扇風機付きの傘」など、とにかくユニークで欲しくなってしまう商品を次々に開発する秋葉原のメーカー、サンコーの特集です。
とにかくどんどん作るし、試作品をテレビで公開してしまうなど、その姿勢も実に太っ腹です。
この動画は最初から最後まで面白いですが、商品企画部新村さんの
「大手メーカーはいろんな機能を入れていくと思う。そうすると開発の時間もかかるし、価格も高くなる。うちはその真逆で簡単で安くを目指している。」
という言葉が心に響きすぎました。なるほど。
【龍成メモ(國學院大學 赤井先生)】
以前から唐詩選が好きで、自分の中で何度もブームが来てました。今回は、國學院大學の赤井先生のおかげで理解が深まったことで、さらに深みにハマりそうです。
赤井先生、社会人向けの授業とか開講されてないんですかね。。。ぜひ一度は受講してみたいです。
しかし、高校まで国語と言えば赤点の連続だった私が、まさか唐詩選にここまでハマるとは。。。
Photo by Chris Chow
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