
養子縁組が激減し、国際的な代理出産への需要が高まっている(The Economist)
As adoptions collapse, demand for international surrogacy is soaring というThe Economistの記事から。
ピーク時(2004年)は45,000件もあった国際的な養子縁組は、2022年には年間3,700件にまで激減。国際養子縁組は事実上「崩壊」状態にあります。理由は、児童売買や誘拐、赤ちゃん工場などのスキャンダルによって、各国政府が規制を強化したことによります。
一方で、晩婚化による不妊カップルの増加や、シングルやLGBTカップルも子供が欲しいという需要により、代理出産を選ぶ傾向が強まっています。
代理出産についてもイタリアやスペインが禁止。中国は以前、国際養子縁組を禁止にしましたが、代理出産についても取り締まりを強化しています。
代理出産については宗教や価値観から反発する人も多く、一部のフェミニストも「女性搾取」の観点から批判しています。
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