NBAの選手は引退から5年以内に60%以上が破産する?
NBAもNFLも選手は引退後に多くの人が破産する
NBA選手の生涯年収は、ざっくりと見積もって3,000万~4,000万ドル(約41~54億円)にも上りますが、引退から5年以内に60~65%の選手が経済的に破綻するという話があります。
NFLの選手も引退後わずか2年で破綻したり、経済的なストレスにさらされる人が78%もいます。
贅沢な暮らしで散財してしまうだけではなく、金融リテラシーが低い(なのに大金を手にしてしまう!)ため、全く将来性がない事業に投資をしてお金をすべて失ってしまうことも原因のようです。
※実際にはNFLで引退後2年以内に破産する人は1.9%と非常に低いという話もあります。ただし、このデータにおいても12年後には15.7%が破産します
NBAのスーパースター、シャックに学ぶこと
一方でNBAのスーパースターだったシャキール・オニールは、事業での成功から4億5,000万ドル(615億円)もの資産を築くことができました。
彼は金融リテラシーの重要性を認識しています。そしてバスケットボール同様、投資においてもチームワークが必要であることを理解し、チームを結成しています。
新しいビジネスの契約を結ぶには決めれたステップがあり、提案書は必ず何人かが目を通す必要があります。
そしてシャックの関係者と弁護士がゴーサインを出した場合のみ、契約が締結されます。
【龍成メモ】
「日本のプロスポーツ選手もやはり金融リテラシーが低い人が多い」と、プロスポーツ選手との関わりが深い友人が以前に言ってました。
片や、長谷川(元)投手のように投資に関するブログを書いていたり、四季報オンラインにも寄稿している方もいます。
長谷川投手のように自分で知識を身につけるにしても、向き不向きやモチベーションの有無があると思いますので、シャックのようにチームを形成するのが最適解かもしれないですね。
David MarkによるPixabayからの画像