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WeWork存続の危機

WeWork Raises Doubt About Its Survival というWSJの記事から。

WeWorkが2021年10月21日にIPOした時の時価総額は、なんと約1.3兆円($9 billion)でした。それが現在は約650億円($450 million)まで落ちています。仮にIPO当時に100万円分のWeWork株を買っていたら、現在は5万円の価値しかないということになります。

2023年6月におけるオフィス空室率の全米平均は17.1%です。サンフランシスコに至っては、オフィス空室率が24.1%にも上り、(契約状況による将来予測から)30%を超える勢いと言われています。

このようなオフィス市場環境に加えて、不況への懸念、ハイテク業界の人員削減なども重なり、シェアオフィスという業態を営むWeWorkは大打撃を受けています。

ソフトバンクが持つ16億ドルの債務を新規債務や株式に変換することで、債務の圧縮を図っています。WeWorkは負債や株式の追加発行、もしくは資産の売却による追加での資本調達を試みる予定です。

【龍成メモ】

WeWorkを嫌う経営者は多いように感じますが、私はWeWork創業者アダム・ニューマンの破天荒さを嫌いにはなれません。

#WeWork #不動産 #空室率 #オフィス


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