バフェット&マンガーの年次総会でのQA
Wall Street Journalを読んでたらBuffett and Munger on Success, Toxicity and Elon Muskという記事がありました。内容は、バークシャー・ハザウェイの年次総会における株主とバフェット&マンガーとのやりとりの一部です。
他のやりとりも観てみたいと思ってYoutubeをチェックしたら、総時間数が2時間40分もありました。
知力・体力・時間がある人は是非チャレンジしてみてください。
ちなみに普段文字起こしで使ってるウェブサービスに「90分以上使いたい場合はアップグレードしてください」と言われてしまい断念しました(分割するとか方法はありますが…)。
米ドル以外の基軸通貨はあり得ない
米ドル以外の基軸通貨はあり得ない、パウエル議長は信頼できるとしながらも、お札をどこまで刷っても大丈夫かは誰にも分からない。そして、過去の経験からインフレは一度始まると制御が難しいとしています。
我々が安心して銀行にお金を預け、自国通貨で投資をしているのは、将来その通貨でお金をもらった時に同等の価値があると信じているからです。
もしインフレが一定レベルを越えてしまうとその限りではなく、通貨に対する信頼が一度消えてしまい(let the genie out of the bottle)、通貨の暴落は手がつけられない状態になります。
A.I.革命について: 昔ながらの知性はかなり有効
中国のBYDの工場を例にとり、ロボティクスが急速に浸透していること、そして世界においてさらに多くのロボティクスを目にするようになると指摘しています。
原子力爆弾を生み出したことが人類にとって果たしてよかったのか…という話をAIのアナロジーとして取り上げています。AIが人類に与える影響について若干懐疑的ということでしょうか。明言しているわけではないので、真意はよく分かりません。
【龍成メモ】
金融家独特の言い回しなので、結局何が言いたいんだっけ感はありますが、随所に思考のヒントをもらえるのはありがたいです。
そう言えばイーロン・マスクについて聞かれた際のチャリー・マンガーの回答が秀逸でした。
「彼は不可能なことに挑戦し、それを成し遂げるのが好きです。私たちは違います。ウォーレンと私は、簡単な仕事を探してるんです。」
他のトピックもチェックしてみようと思います。