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日常生活でのちょっとした活動だけでも死亡リスクは大幅に減る
英国のBiobankに登録された、日常的に運動をしない25,411人(平均年齢61.8歳、女性14,178人・男性11,063人)について、ウェラブル端末の計測データを用いて、活動データを詳細に正確に把握した上で疾患との関係を明らかにした研究です。論文はnature medicineに掲載されています。
1〜2分の強度の高い活動は、がん死亡や新血管疾患の死亡リスクを大幅に減らす
1日に3回、しかも各1分か2分の(簡潔的な)強度の高い活動(VILPA=vigorous intermittent lifestyle physical activity)をするだけで、全死因及びがん死亡リスクを38%〜40%、新血管疾患(CVD=cardiovascular disease)を48%〜49%下げることが分かりました。
さらにサンプルの中央値である1日あたりの「間欠的な強度の高い活動(=VILPA)」を4.4分行うことは、全死因及びがん死亡リスクを26%〜30%、新血管疾患死亡リスクを32%〜34%減少させることも分かりました。
日常生活で階段を多く登るだけでも死亡リスクは下がる可能性
普段スポーツなどを行わなくとも、日常生活の中で階段を登ったり、坂を駆け上がったりするなどの強度の高い運動を数分するだけでも、健康リスクを大幅に軽減できる可能性を示したことになります。
20秒から数分の強度の高い活動でも心肺機能が大幅に向上することが分かっている
以前の研究で、20秒から数分の階段の昇り降りなど強度の高い活動(Vigorous Physical Activity)を1日3~5回行うことで、それまでは運動不足だった成人の心肺機能が、数週間で大幅に向上することも分かっています。
Gerd AltmannによるPixabayからの画像
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