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ラテンアメリカは、デジタル・インフラ構築を推進しなければ、パンデミックによって得たものが無駄になるだろう(FT)
LatAm will squander pandemic gains without digital infrastructure pushというFTの記事。
ラテンアメリカ企業に対するベンチャーキャピタルの投資額は、昨年2021年には、それまでの3倍以上にあたる約2兆円(157億ドル)に達しました。この額は、東南アジア・アフリカ・中東を合計した額のさらに上を行きます。
ラテンアメリカにおけるAmazonのような存在であるMercadoLibreは、パンデミック時のテクノロジー導入の恩恵を受けて、2017年から2020年にかけて184%売上を伸ばし、FTの急成長アメリカ企業ランキングでも292位につけています。
しかし、今後世界的な金融引き締めにより、特にリスクマネーの供給が縮小する局面においては、ラテンアメリカ地域のスタートアップが資金調達することは難しくなるようです。
一方で、モバイルや固定回線といったデジタルインフラに政府が本格的な投資を行っていけば、GDP成長率を7.7%押し上げることができるという米州開発銀行(IDB)の試算もあります。
ちなみに現状では、ラテンアメリカの人々の約45%、2億8,500万人もの人がネットへのアクセスがありません。
Photo by Roberto Huczek
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