Barbieを制作しているMattel社、アクティブ投資家から改革プレッシャーを受ける
Barbie Owner Mattel Draws Activist Seeking Changes at Toy Maker というWSJの記事を参考に書いています。
Mattel社のちょうど30年前の株価は、16ドルちょっとです。昨日時点での株価が18.27ドルなので、年率で0.44%しか成長していません。同じ時期にNASDAQのインデックスは20倍になっています。
仮に1994年にMattel社の株を1,000万円買っていても、現在その価値は1,141万円にしかならず、代わりにNASDAQに連動したインデックス(のETFとか投信)を買っていたら、2億円弱まで増えたことになります。
ということで、全然伸びてないのでBarington Capitalというアクティブ投資家がMattel社に目をつけ、以下のような要求をしています。
Fisher-PriceおよびAmerican Girlのブランドの見直し。ブランド自体の売却も含めて検討を迫っている
株式ベースでの過剰な報酬の停止
20億ドルの自社株買い
CEO職と会長職の分離
【龍成メモ】
こうして要求を見ていると、抜本的な改革を迫るというよりは、支出の削減(というか株式の希薄化を防ぐ?)を行いつつ、自社株買いや資産の売却で手早く株価を上げたいだけという気もしますね(そもそもそれが彼らの手法なのかもしれませんが)。。。
よろしければサポートお願いします。 頂いたサポートは心のエネルギーになり、さらに記事を書くモチベーションに繋がります。 ありがとうございますm(_ _)m