nest Conference 23に出席して感じたこと
こんにちは、データ分析が大好きなりょうさん(@RyosanBIMania)です。
今回はウイングアーク1st社のコミュニティーであるnestの大型イベント「nest Conference 23」に参加してきた内容をレポートします。
会場に足を運べなかった人に「こんなイベントだったんだぁ」と知っていただけたら嬉しいです。
※本記事はnestメンバーの皆様が当日にTwitterでつぶやかれたことをベースにしています。
※すべて読むと長くなるので、気になるSessionをクリックして、飛ばしてお読みいただいてもOKです。
nestとは
nestはウイングアーク1st社の製品・サービスを利用しているユーザーの成功を支援する活動で、ユーザー同士でワイガヤしながらナレッジの共有をしたり、製品開発メンバーと意見交換ができたりするコミュニティーです。
会員1,000名を突破する大きなグループですね。
nest Conferenceはウイングアーク製品を活用しDX推進に取組むユーザーのためのカンファレンスイベントです。
なんと2023年はオンラインを行わず、会場限定のイベントとなりました。オンラインで手軽に参加できるのも大事だけど、会場限定のイベントでの学びやユーザー同士の交流会を重視する考えですね。
製品の最新情報を知ったり、ユーザーを中心とした事例セッションがあったり、ユーザー同士で親睦を深める交流会もあるという感じですね。
それでは会場の様子からひとつずつを見ていきましょう。
場所は東京ポートシティ竹芝。浜松町から徒歩4分。会場内は満席御礼。ワクワクする仕掛けがいっぱいです。
Session.1 ご挨拶
まずは島澤取締役によるご挨拶・・・いや、デモw このデモがすごかった。
Dr.Sumの中で自然言語でコミュニケーションをとると、なんとAIが認識してPythonを自動で作成・・・。
たとえば「去年の売上の高い月の中で特に傾向の高い商品を並べて表示して」って指示したらデータが返ってきちゃう、そんなワクワクする世界を見せてくださいました。
未来のDr.Sumに期待しかない・・・。
Session.2 ユーザーの声から進化するDr.Sum & MotionBoard~ここでしか聞けない最新情報と開発秘話を大公開!~
Session.2はDr.SumとMotionBoardの開発責任者の方々がそれぞれの製品のオススメポイントを語ってくれました。
MotionBoardは「業務アプリなBI」として入力機能を強化。各現場に存在するプチ業務アプリをMotionBoardに置き換えることで、入力→可視化を一発で行い、業務の大幅な改善を支援することができます。
Dr.SumはデータベースとしてのSQLの強化や管理情報をブラウザから確認できるWeb Consoleなど、使いやすさに磨きをかけています。
開発の責任者自らがユーザー交流の場に参加して、様々な情報交換をしています。
交流の場はovice、2次元のバーチャルオフィスの世界で相談会を実施されています。
社内の人とも社外の人とも、顔を出さない気軽なコミュニケーションができるのでoviceは便利です。
Session.3 絶対に使ってほしいユーザー向けサービスはこれだ! 隠れた必須コンテンツを使い倒す秘訣とは・・・
Session.3ではウイングアークコンテンツやサービスの紹介。「ユーザー向けに提供しているサービスをぜひご活用ください!」という内容です。
ステキコンテンツたち大集合、ググって見つかるような仕掛けをしたり、拡充し続けるコンテンツたちの紹介です。
サポート問い合わせって文字にするのが大変💦 そんな方にもオンラインで画面を見ながら問い合わせができるので便利! わからないことがあったら気軽にお問い合わせを!
Session.4 【交流セッション1】ビフォーアフターから学ぶボード作成のポイント~ゆみさんのMotionBoardテクニックチャンネル Live~
Session.4はMotionBoard YouTuberであるゆみさん(@yumiDchannel)によるボード作成のポイントの紹介です。
会場には観客が、舞台にはMotionBoardでお困りの人が、そこに颯爽とあらわれるVTuberのゆみさん。
これがイベントの新しいカタチなんだとオドロキでした。
MotionBoardの画面を考えるとき、まず最初にやることはMotionBoardを閉じること。その画面を誰が使うのか、どうやって使うのか、いつ使うのかをしっかり考えること。
ダッシュボード制作の共通認識として拡めたい内容です。
Session.5 【交流セッション2】ユーザーが抱えるデータの2大課題を深堀り!~Excelデータ活用とデータ取込みの自動化~
Session.5は現場ユーザーの誰もが抱える課題である「Excelデータの活用」に掘り下げたセッションです。
登壇者の方々は社員の多い企業だったり、情シスや営業企画の方々。現場が使用するExcelデータの活用に奮闘されています。
Dr.SumやMotionBoardはExcelデータを加工しながら柔軟に取り込むことができます。ユーザーに大好評な機能です。
Session.6 MotionBoard活用事例最前線! データを業務にフル活用する2社が実践する "業務アプリ" な使い方
Session.6ではMotionBoardの入力機能を実際に使い倒している日本トランスオーシャン株式会社とヤンマー建機株式会社の皆様による事例発表です。
ただダッシュボードをつくって、展開するだけでは誰も活用してくれない。ではどうやって現場に浸透させるのか。
この意識付けがすごく大事です。現場と会話して、現場と一緒にダッシュボードを作り上げていくことが理想ですね。
これは胸に響きます。完全自動の仕組みをつくることがゴールではない。簡易な入力+人間の業務をあわせることの方が適している場合もある。いろんな角度から物事を捉えることが重要ですね。
Session.7 Award
Session.7は表彰です。個人表彰であるData Driven Meisterと企業表彰であるnest Awardの発表です。
Session.8 交流会
最後は交流会です。広い会場の中で絶えずワイガヤ。ウイングアーク1st社員との会話や登壇者との意見交換、日々のお困り事などユーザー同士でいろんな話をされておりました。
おわりに
最初から最後まで、非常に熱量の高いイベントでした。製品が大好きな人、製品を使って業務改善をしたい人、その成功体験やノウハウを伝えたい人、「この情報を役立てて!」という思いをたくさん受け取りました。
「誰かのために動く」というみなさんの熱い想いがカタチとなっているのがnestなんですね。
ますますnestやそこにいるみなさんのことが好きになりました。
長い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
今回のConferenceに出席できなかった方、ぜひチャンスがあればイベントまで足を運んでください。きっと貴重な体験をされると思います!
nestにまだ入っていない方、興味を持っていただけましたら、ぜひこちらから登録を!