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これから社会変革のためにインクルージョン・ジャパンに参画します!
櫻井です。(こちらは5月に限定公開したものを改めて公開した記事です。)
ご無沙汰しております方も、そうでない方も、直接お会いできない非礼をお許しくださいませ。
大型連休に入るこのタイミングにおいて、予期せぬ形で自宅でお過ごしとなっておられる状況、みなさまにおかれましては、いかがお過ごしでしょうか?
さて、私ごとではございますが、この度、次のチャレンジに向けて歩を進める決意をしまして筆を取りました。
限定公開という形にはなりますが、私からしっかりとご報告をさせていただきたいみなさまにのみこちらのnoteを使ってご報告をさせてくださいませ。
私、櫻井ですが、自らの時間の使い方として、ICJ、インクルージョン・ジャパンに参画していく決意を固めましたので、その報告をさせていただきたく存じます。
5分くらいでさらーーーーっと流し読みしていただければ。。
1. インクルージョン・ジャパンに参画するにあたっての書き出しとして
いろいろなご縁があり、出会いも別れもあり、この先の時間の使い方をモヤモヤと考えていたこともあって、ちょうど社会の変革が本格化するタイミングという状況で、まさに機を見るといったところで言いますと、まさかこんな形で参画するとはよもや思ってもいなかったのが正直なところです。
ICJ、インクルージョン・ジャパンという会社に5月からお世話になるつもりでICJの皆様とお話ししておりましたが、実はいろんな経緯の中ですでに4月からお世話になっている、というのが現状です。ということで事後報告になってしまってすいません。
気持ちを整理し、心を整え、しっかりと挨拶をするのになんだかんだ、1ヶ月かけてしまってご報告が今になったというのが正直なところです。
2. インクルージョン・ジャパンという会社はどんな会社か
これについては、私より詳しく知ってらっしゃるご報告相手もいらっしゃると思います。
一応ウェブサイト。 http://inclusionjapan.com/
服部 結花(Yuka Hattori)さんを代表に、吉沢 康弘(Yasuhiro Yoshizawa)さん、梅田 悟司(Satoshi Umeda)さん、寺田 知太(Tomota Terada)さん、という4名が現在役員を務める企業です。
会社の理念は、貼り付けた画像にもありますが、
「驚くような出会いやコラボ(Collaboration)の機会を提供し、世の中に刺激を与え続ける。」
というもの。
・インキュベーション、
・大企業のイノベーション支援、
・ベンチャーと大企業をつなぐ連携の企画・運営、
と大きく3つのサービスメニューを持っておりますが、まぁ、とにかくこのさらっと書いてあるサービス内容を実施、実践するレベルや迫力が圧倒的にすごいチームな訳です。
こちらも参考にどうぞ。
https://note.com/preview/n820143d80936?prev_access_key=f1e6366fac49ceb12f96294b16cfa769
まぁ、それぞれ特徴的な個性と価値創出に対し非常に高いスキルや能力をお持ちの4人だと感じており、その中に混ぜてもらうのはとてもありがたく、同時に身が引き締まる思いがあります。
3. ICJと櫻井の接点、そして重なる経緯について
元々、服部さん、吉沢さんのお二人が2011年に立ち上げた会社です。私も、当時GOB-IPの前身団体としてGOB Laboratory という存在を立ち上げたばかりの状態でしたが、ICJという会社を作られた頃から、会社の存在や吉沢さんという人物の面白さと凄さを感じていました。
・・・途中、ICJは正社員やインターンが結構たくさんいた時期もあるということを理解しています。紆余曲折あったのでしょうか(あんまり詳しくはわかっていません)。2018年にはお二人になられていて、これからどうするんだろう??と感じていました。
そんな時に突如、梅田さんって方が電撃移籍する!ということをお聞きして。おぉなんかすごい人が入った!!って思っていた時、たまたまですが、青森は八戸の玉樹さんにお呼ばれして、吉沢さんと梅田さんと、青森行ったのは懐かしいですがとっても良い思い出です。
その時の様子がこちら。
そうして、梅田さんがICJに入られたって話を聞いていた矢先に、私にとってはよりICJを身近に感じる出来事が。それが元NRIの寺田さんICJ参画です。
2019年にNRIから寺田さんがICJに参画されました。今回の私の参画は寺田さんとの関係性が非常に大きいのは事実です。
・・・寺田さんとは、2011年からの縁です。その時から、同じ会社になったことは一度もないのですが、東日本大震災をきっかけに、3年間一緒に共同プロジェクトを推進しており、ワンチームで時間を過ごした仲間です。会社が同じではないものの、いや、同じでないからこそ、お互いに苦しい時、多忙な時、利害のない状態で忌憚なく言い合える仲としてハイボールを飲んできました。
4. なぜ ICJさんに参画するのか
ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、カッコつけさせていただきますと、GOB-IPという自ら立ち上げた会社の文脈を一応は引き継いだ形で、
やり残したことをやりに。そして、資本を活用して社会変革を起こす。
ってことかな、と。40代の人生をこの会社で彩ることに決めました。ICJに参画する前のこの会社に対する印象はいくつかあります。それを書いていきます。
GOB-IPって会社を設立したのが2015年。そこから5年ほどインキュベーションをしてきたんですね。今でも、ここで立ち上げた時に考え実践してきた「農耕型インキュベーション」ってコンセプトは素晴らしいものだったと思っています。そして、ここで埋め込んだ種は、これからも応援したい。そして、この会社を通して出会った特に若い才能については、その多くの人たちを今も応援しているし、何かあればサポートしたいと思っている子達ばかりです。
で、このGOB-IP時代、実は、ICJとは何度もやりとりがありました。そして、そのやりとりの中でも、2、3度ほど本当に深くお世話になったことがあったんですね。その時のアドバイスが本当に我々の当時の運営には重要で意義深いものだったことで、外から見ている以上に、この会社は本当に困っている企業に寄り添える企業なんだなぁ、と感じたのを覚えています。
で、そんな ICJ なんですが、私が強烈にGOB-IPとの違いを感じているポイントがありました。それが、ファンドを持っている、ということ。
丁寧に事業を育てるという私たちがやっていたことを同じような理念ですが、全然違うアプローチでやっていました。(今もGOB-IPが存在しているので詳しくは書きませんが)我々も実際にはファンドを持つことを二度ほど真剣に検討したのですが、様々な要因で実装するところまで至りませんでした。
インキュベーションもコンサルティングも、若い才能を見出して忍耐強く見守ることも、全てGOB-IPという企業で本当に貴重な経験が得られたのですが、GOBという会社でやり残したと思っていたことがこの資本を活用してレバレッジをかけて事業と人が成長すること、人が本気で変質する成長を資本の力で後押しして応援すること、だな、と感じています。
ジグソーパズルのピースを埋めるような、このやり残したことが、GOB-IPを離れて半年、ずーーーーーーっと頭の片隅にあったんですね。
やり残したこと、これをやる決意をしたことになります。
5. 機は熟した
GOB-IPのマネジメント陣と私との間で方向性に決定的なズレが生じ始めてから1年ほどで共同代表に会社の舵取りを譲る選択をしました。(多分、限定公開としても正式には初めて語るんじゃないかな。これも多くを語りません。)
会社を離れるまでの1年で、私の次の方向性を暗示するような動きがいくつかありました。
グローバルで活躍できる人材のコミュニティを作りたい。そういう想いもあり自らシンガポールに行き、デジタルマネジメントを学びました(1.5年かけて修士論文を書いて現在、卒業待ちです)。このインパクトをもっと多くの人たちに展開したい。
同時に、大企業の変革にも危機感があり、デジタルによる変革、トランスフォーメーションを推進して少しでも次世代リーダーを台頭させたい、という想いを強く持っています。自分がコンサルタントとして成長しようともがいていた時代から、インキュベーションの会社を立ち上げてもずっーっと消えぬまま持っていた想いでもあります。
そんな想いを抱えていた私ですが、3年ほど並走させてもらっていたデザイン制作会社のTDSさんの勝負に出る姿勢に共感し、上記の文脈で意気投合。一致団結し、GOB-IPを離れるタイミングより前に彼らと合弁で会社を作りました。そして、議論の結果、GOBを離れることになりこのTDSさんの子会社に100%コミットするということを実施しました。これが、去年の10月。
・・・この3年で、変革のご支援させていただいているTDSさんは目を見張る進化を遂げたと思っています。未だ改革の途中ですがとても素晴らしい組織変化の真っ只中にいます。私自らDX推進のGeneral Managerの役も拝任し、この状況下にあっても必死に会社に集まる社員を誇れる集団にしようと奮闘されています。
そして、この2月から3月にかけての世界的なコロナ・インパクト。そして4月も終わろうとしているこの時期、まだ収束が見えない状況に世の中が陥ってしまっていること。
これが短期で収束するのか、中長期なのか、誰にもわかりませんが、経済に対してとても大きなインパクトがあり、そして人の行動変容と意識変容が起きていることは間違いありません。
お世話になっていたTDSさんも、このコロナの状況下において今一度、さらなる力を集結しなければいけない。ということで、この3月に一旦、GOB-IPと合弁で作りのちに100%子会社となる会社を休眠する決断をします。
さて、私と、そして一緒に行動を共にしてくれていた浅野はどうするか。親会社のTDSさんにお世話になるのも一つの道です。しかし、上記の忘れられない想い、やろうとしてきた方向性がICJの方向と齟齬がないどころか促進できる状況。そして、本当に、本当にTDSさんを変革させるためには、もっと大きな枠組みで外からの力がいる。そして、今まさに社会に変革が起きるタイミング。
この辺りで、私の中の全ての変数が、一つの方程式を解き始めます。
そうだ、ICJに参画して大企業の変革のお手伝いと、ファンドという資本を活用する方法を真摯に学ぶ環境に没入してみよう。と。
6. 櫻井はICJでこれから何をするのか?
実は、いままでと劇的に変わることはありません。今、私を信じてお仕事をさせてくださっている皆様は引き続きご支援をさせていただきたいと思っています。
そして、現在私が5-6年かけて紡いできたものをより大きな価値として提供できる形を作りたい、そう思っています。
しばらく疎遠になってしまっている方も、この状況だからこそ改めて手を取り一緒に議論したいと思ってくださる方も、ぜひ、一度コンタクトをくださいませ。
思い切って独立しようとしたあの日、いや、それを決意させた震災のあと。それ以来のシフトが自分の中で起きています。この先の航海はまだどんな航路になるのか、どんな冒険がまっているのかは予想もつきませんが、ワクワクしかありません。
みなさんと一緒に、新しい世界に向かいたいと思います。
これを読んでくださっている皆様は、過去のどこかで接点を持ってくださった方たちばかり。
ちなみに、おまけ程度に、今までの櫻井のキャリアもざざーっとまとめてみました。
以上、長々と書いてしまった、私の報告を読んでいただいてありがとうございました。
最後に、珍しく宣伝です(笑)
みなさんと、具体的なテーマをもって一緒に変革を推し進められることが最も幸せなことです。
講演や寄稿のご依頼もウェルカムです。
一緒に仕事しよーぜ!って方は、ぜひ、この続きを、お話できたら嬉しいです!
ではまた、すぐに!