Day2 井原 慶子 さん / カーレーサ―@Climber2021 での学びまとめ速報<2>
@Ryo_MAHOLAのTwitter でつぶやいたものをまとめながら学びをメモにしておきます。
前半はこちら。
男の世界の第一線で戦ってきた女性が女性に感じる違和感
ある日、チームのメンバーの中に、女性が入ってきた。それは歴史的な瞬間。しかし、井原さんにとっては人生を賭けて、4年で復活して2年苦渋を舐めたもうギリギリの状況でのタイミング。
ジェンダーの問題って本当に難しいなぁ。女性であるっていう逆境を跳ね除けてこれだけジェンダーに向き合ってきた人の中にもジェンダーの意識ギャップがある。いや、これはプロフェッショナルに対する問題でもあるんだけどそこにジェンダーのギャップがゼロにはならない。私も基本、ジェンダーでの差別は大嫌いだし、個ではなくジェンダーに落とし込むのはずるいと思うほうだが、それでも意識の根底にはだれしも人としてのステレオタイプなレッテルがあるってことだよね。
しかし、彼女はここから男の世界に女性が入ってきたことの効能をフラットに語る。非力である、というデメリットを業務改善につなげ、きめ細やかというメリットがそのまま、業務改善につながる。
大変革時代にどうやってチャレンジを続けていくのか
その肝は、緊張感と達成感だと言う。この緊張感と達成感のループをうまく回していくことが大切である、と井原さんはいう。
まずは、小さな成功体験が大事。これは多くの人たちが語っていることだけど、井原さんの発言の中で大きかったのは、緊張感の中での達成感という小さな成功が大事だ言うこと。そして、それを拡大再生産していけ、という。
その際、ポイントになるのが、「失敗」と「恥」だという。いやーこれもめちゃ面白くて、失敗しろ、っていうのはたくさんの本にかかれているんだけど「恥」を知るってとっても面白い!!
恥を栄養素にチャレンジをするってのは初めて聞いた。
デジタルをうまく活用すること、ゾーンに入ること(質問に応えた内容から)
教育やチーム組成の考え方につながるんだけど、協調と競争をうまく区分してデザインし、両立させると共創が生まれる。そして、その基礎となるのはデジタルでの可視化やそのデータの活かし方ということになる。
最後、大事になってくるのは、私はなぜここにいるのか、何がしたいのか。そういう感情、意志。それらをまず自分でわかっていること。わかっているだけじゃなくて、それを他人と共有することで生まれていくものこそが大切である。チームというものはそうやって生まれていくのだという。
ゾーンに入る方法は?という質問については。
きっと科学的なアプローチや現場で実践するためのちょっとした工夫のようなノウハウはたくさんあるんだろうなぁ。
最後に、どうやったら命を懸ける仕事に巡り会うことができるのか、について井原さんの言葉で表現していました。
でも、これ、Climbers2021だけでもほとんどの人たちが同じことを言っている。
世の中は、知らないことだらけであり、そして真理はそう多くない。