困ったらストレート。グッバイテンプレート。

滑っても、そのひとの気持ちに触れられるような表現がある。そしてそれはいつでも絞り出せる気がする。少なくとも絞り出したいという気持ちはある。

どうもこんばんは、りょーさけです。

荷解きを上回るペースで整頓グッズや新しいものが増えていきます。部屋に。アホか。いや、まあ、ワクワクしながら生活できてるからいいんですけどね…。

妻と子どもが帰ってくる前に驚異のペースで荷解きを終わらせるのが目標です。目標を立てるのはいつでも自由です。ちなみに僕はPDCAのCが抜けるタイプです。この目標…いつ振り返ることになるのか。

さて、今日はあるCMをみて感じたことです。
荷解きがあるからサラッとね。

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僕、超不器用です。これまでnoteの記事を読んでくれた方はわかるかと思いますが、超不器用です。

超不器用だけど、なにかを伝えたいという気持ちが溢れることが頻繁にあります。その結果どうなるかというと、困ったらストレートな表現を使ってしまいます。もちろんこれは自分なりのストレートでありまして、周りから見たら「うわこいつまわりくどっ！」ってなってるかもしれませんが（笑）

（…なっちゃってます？）

まあそれはさておき、なんだかんだストレートって大切です。それを実感したCMを最近みたので、以下に載っけます。

はい、これです。いやあ…

火の玉ストレートですね。ど直球。

これは地銀のCMなのですが、銀行のCMなのに「銀行」要素を完璧に排除して乃木坂46のメンバーを全面に出す、と。振り切ってる。

だってお金の話とか一切なしにかわいい女の子が歌って踊ってるだけですよ？

聞きました？最後。

「Anyway　ドゥビドゥバ～♪」

ってあんた。ドゥビドゥバ～で銀行来るんかこれ！

って思うけど。一見思うけど、案外来ちゃうんじゃないかなあとも思うのです。

仮に身近に地銀が4つあって、印象に大差なかったら行くんじゃない？特に若い人は。いや、おっさんもか。いや、おっさんはもう一個は口座持ってるよね。

要は刺さらんフレーズや画が無いよりはこのほうがよっぽど好印象だと思うってことです。だってかわいいのは確かですから。銀行どこにしよっかな、と思った人がその瞬間乃木坂さんのことを思い出したら少なくともちょっとハッピーです。

調べたら他の県の地銀のCMにも出てるようですね。銀行という堅そうな職業の方々がこのCMにゴーサインを出したってのもギャップでいいんかな。

で、これとほぼ同時に見たCM…というか宣伝文句があるのです。

お酒業界のものなんですけども。
「このお酒は甘口だから女性向きで～云々。」ってやつ。

駄目ですよ。これは。

自戒を込めていいますが、これは駄目です。一見お酒の特徴を紹介してるしターゲットも絞ってるっぽいんですが。駄目だと思う。

第一に女性って思ったより甘いの好きじゃないことがあります。というか、そんなに男性と際立って根本的に味覚って違うのかな。人間個々の差があるだけじゃないかと思います。一般化が安直。

第二にこれを予め述べてしまう人はあんまりお客さんを見てない気がする。「女性」→「甘いの好きだろう」→「勧めちゃえ」ってのは短絡的すぎる。こんな言葉を載せるより、かけるよりももっと言うべき言葉がある気がします。

なによりも、これはもうテンプレート化しすぎている。多くの人が考えずに使い続けてきていて、本当は多くの人が「んーなんだかなー。」って気がついているはずなのに、もう突っ込むのも面倒なくらい化石になってしまっている。（突っ込んだらボロっと崩れそうだけど、崩しても仕方ないからそのままにしておこうか。大事に掘り起こす気もないけど、みたいなね）

 
 
 

と。2つの宣伝を紹介したわけですが。
言うまでもなく前者のほうが好きです。たとえ本題（銀行・お金）とかすってすらいなくても、「こうしたら誰かが喜ぶんじゃないか？」という思惑が見えるからです。後者には「さっさと仕事終わらせたいなー。」という気持ちしか見えません。乃木坂さんのCMの完成度は度外視するとしても、お客さんを見ているのは、前者です。

だから、ストレートとテンプレートで迷ったら滑ってもいいからストレートがいいと思うのですよ。ストレートって単純そうだけど、でもそれを投げかける相手のどこか一点を凝視しないと投げられない。その瞬間確実にその人は相手を見ている。外れてもね。ま、受けるかどうかなんていつでも五分五分です。

相手を見て、相手に合った言葉を探していきたいな。
今年一年また人にいっぱい会う気がするのですよね。あれ？CMの話だっけ？人間関係の話になってますね。いやこっちが本題なんですよん…。

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さあて、いつまでもナイター観てるわけにいきませんね。

風呂に入って、荷解きでもして、お弁当作って、おやすみしますか。

今日も読んでいただいてありがとうございます。

それでは、また。