Alesis Recitalを少しでも快適に使うためにやったこと
持ち運び可能な電子ピアノ「Alesis Recital」、私は「持ち運び可能な88鍵キーボード」と呼んでいます(^^;;
個人的には「電子ピアノ」と呼べないAlesis Recitalを、少しでも快適に使うためにやったことを書き出します。
ヘッドホン/イヤホンを使う
私の環境では、音量を最大に上げても内蔵スピーカーから出てくる音量が物足りませんでした。
グランドピアノと違うことはよく分かっていますが、打鍵音のほうが大きく感じることもあったので、ヘッドホン/イヤホンを使うことに。
すると、音量を最大に上げなくても良くなりましたが、問題は録音です。
Alesis RecitalとiPhone/iPadを接続して、標準のボイスメモアプリで録音したところ、爆音になってしまいました。
ちょうど良い音量で録音しようと思ったら、Alesis Recitalの音量を下げるしかありません。
結局、ヘッドホン/イヤホンを使っても物足りない音量で弾くことになりました。
スピーカーを使う
Alesis Recitalには出力端子が3種類あります。
PHONES・LINE OUT・USB HOSTです。
このうち、PHONES・LINE OUTの一方をiPhone/iPad、もう一方をスピーカーに接続すれば、Alesis Recitalの音量はiPhone/iPadでの録音に最適なところに合わせて、自分の耳で聴くのはスピーカーの音量を上げれば良いのではと思いました。
すでに家にあったBluetoothスピーカーに有線接続してみたところ、音量以前に遅延がひどくて使い物にならず。
仕方がないので、アンプ不要のモニタースピーカーを購入しました。
ところが、スピーカーの音量を最大に上げても物足りず。ぐすん。
ミキサーを使う
自分はどこへ向かっているのだろう、と突っ込みたくなりますが、ミキサーを導入しました。
Alesis Recitalから入ってくる音量、iPhone/iPadへ送る音量、ヘッドホン/イヤホン/スピーカーへ送る音量、それぞれ調整できて万事解決!
と言いたいところですが、調整は簡単にはいかず、録音テストやツイキャスでの配信テストを何度かおこないました。
MacのGarageBandを使う
音量の問題が解決したところで、目を瞑っていた音質の問題が気になります。
Alesis Recitalのピアノの音色が何の音源を使っているのか不明ですが、弾いていて心地良いとは言い難いです(個人の感想です)。
Alesis RecitalにはUSB Host端子があるので、そこからMacに接続。
MacのGarageBandに入っているSteinway(スタインウェイ)を選択して演奏すると、鍵盤はAlesis Recitalですが、Macから出てくる音はSteinwayという。
さらに、Macとミキサーを接続すれば録音も配信もOKです。
というわけで、このnoteで投稿した曲のうち、バッハのBWV.939以降はAlesis Recitalで弾いたものです。
途中からミキサー経由になり、途中から音色だけSteinwayになっています。
そして、音量・音質の問題がどうにか解決すると、我慢していたタッチの問題が気になって気になって、結局ちゃんとした電子ピアノを購入しました(笑)。
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