アフリカ版少年ジャンプを日本に広げるプロジェクト始動します
国際協力クリエイターになってからやりたかったことの一つが、「途上国の才能あふれるクリエイターを応援すること」でした。
このたび、アフリカマンガ集「Kalabash(カラバシュ)」を制作するジンバブエのマンガクリエイターチーム「Afro Tokyo」と連携し、アフリカ版の少年ジャンプを日本に広げるため、「Afro Tokyo Japan」チームを立ち上げ、その代表となりました。
今回は、Afro Tokyo Japanで今後やっていくことを紹介させていただき、最後に一緒に活動してくれるチームメンバーを募集させてください!
Kalabash(カラバシュ)は、ジンバブエのマンガクリエイターたちの作品が集まったジンバブエ初のマンガ集です。「週刊少年ジャンプ」のジンバブエ版とイメージしていたくと分かりやすいかと思います。
ジャンプのように週刊で出版するほどのリソースはまだまだありませんので、現在は年刊ペースで出版しており、昨年にカラバシュの第2巻が完成。アフリカ最大規模のコミックイベントである「Comic Con Africa」でも展示販売を行いました。
アフリカのマンガ熱は年々盛り上がっており、南アフリカで行われたコミックイベントにも大勢のお客さんが押し寄せました。またカラバシュの創業ストーリーは、先日NHKスペシャルでも取り上げられました。
一方で、アフリカマンガは英語を中心に日本語では描かれていないことや、文化・歴史的なバックグラウンドを把握していないと行間を理解することが難しいこともあり、日本人にはまだまだ馴染みがありません。
Afro Tokyo Japanでは、このカラバシュの日本語翻訳のサポート、そしてマンガのストーリーの背景にあるアフリカの文化や歴史を含めた情報を日本語で発信していきます。アフリカマンガを日本の方々により身近に楽しんでいただくことが目標です。で情報を発信していきますので、ぜひフォローしてみてください。
最後に、まだ立ち上げたばかりのAfro Tokyo Japanで一緒に活動していただけるチームメンバーを募集します!
具体的な活動内容としては、アフリカマンガの翻訳、ジンバブエ人マンガクリエイターへのインタビューやその内容の日本語での発信、日本でのイベント開催、アフリカマンガを日本中に広げるための広報となります。
ご関心のある方は、Afro Tokyo Japan代表の田才諒哉のXアカウントにDMをお願いします!その際、ご自身の簡単な経歴や、Afro Tokyo Japanでやりたいことについて教えてください。
今年の9月にヨハネスブルグで行われるComic Con Africaに向け、現在カラバシュは第3巻を作成中です。カラバシュをアフリカ中に広げていきながら、同時に日本でも広げていきたいと思っていますので、今後の展開をぜひ楽しみにしていてください!