【WEEKLY留学記⑤】(9/17~9/23)
おはようございます。
冒頭からも何なんですが、日本のウォシュレット文化の普及ぶりはすごいと思います。アメリカに来て数多くのトイレに足を踏み入れてきましたが、まだウォシュレット機能が付いたものに出会えていません。恋人の存在と並んで、ウォシュレットも失って初めて気づくもんなんですね。
・・・。
さて、今週はアメリカ大学での勉強面について振り返りたいと思います。
活発なディスカッション、発表は幻想??
二つ気づいた事がありました。
4週間授業受けてみて、講義形式は日本とあまり変わらないなと思いました。
今、3年生向けの理系の専門科目を4個取っています。理系の座学授業は教授が前に立って、スライドをポチポチめくりながら、説明を要所要所加える感じ。日本で受けてた薬学部の授業と同じ進め方だ。違うのはやっぱり学生側のモチベーションで、どんどん質問していく。そこはぼくも英語力を心配せずにとっさに質問していきたい。
でもぼく自身が日本で想像してた、というより憧れてた景色とは違うなと感じました。なんかもっと、授業の間にグループワークするぞとか、チームで来週までにこれらの難問を全部考えてこいとか、そういうインタラクティブな教育があるのかなと思っていたんですが。取ってる授業がたまたまそういう形式なのかもしれないし、こっちの3年生のこの時期はそういうのしないのかなって考えたり。
もう一つ、実感したことは、グループに飛び込む必要あるなって。
図書館のコモンスペースでよく本読んだり、宿題したりしてますが、いつも羨ましいなあと思うのは、隣のグループが、ある化合物の合成法だったり、タンパク質の三次構造だったりを真剣にみんなで考えたりしてるんですね。いや、入りてぇーっていつも思う。あと、授業もそうだけど、図書館で寝てるやつなんてなかなかいない。いや、良く育つし、寝るのは全然いい事なんだけど、メリハリがあるなと感じます。
授業内では活発的な交流はないけど、やっぱり教室の外でみんな勉強する仲間がいて、復習で理解を深めてんだな。一人で進めるより会話を通じた方が断然理解が深まるのは大学受験で経験したから、こっちでもそんな環境を整えたい。来週の目標は、授業終わりに声をかけて、グループに飛び込むこと!!
幻想で留学を終わらせないようにしたいぞ。
あれ、む、難しい。。。
一回目の小テスト
二回目の小テスト
10点中9点、8点と良いように見えるかもしれないが、ぼくの両隣はどちらも満点で、これは浮かれてられないなと。今週受けた三回目の小テストが激ムズで、あした月曜日に結果が返ってくるが、受け取る前の心理準備が必要そう。
いよいよ授業の内容も本格化してきて、こっちも遅れをとってはいけないと本気で思った。今日は他のトビタテ生と再度目標を確認して、モチベーションを高め合った。来週は勉強追い込んでみよう。
THE CELL 終わらせる!!
この青い鈍器をかれこれ半年なめ繰り回してきたが、まだ半分ほどしか進めれてない。でも予想が当たった通り、これ一冊あれば生体分子の話にはついていけるので、買っておいて良かったとひと安心。計画的にいけば、今年中には一周出来るはず。これを完璧にしてたらバイオ系の研究基礎はできてると信じたい。
お金をもらって留学してる以上、たまにのしかかる重いプレッシャーもある。だけど自分で決めたことだから、それは頑張る。軸は勉強だ。見失ってはいけない。
今週一番嬉しかったことがある。
7月の西日本豪雨でお世話になったボランティア団体、Take Actionさんから海を越えてこのような葉書をいただきました。むしろ貴重な経験をさせてもらったぼくが感謝したい。まだ元の生活に戻れてない住民もいると思いますが、いつもの日常に早く戻れることを陰ながら祈っています。
校内の一角で見つけたギャラリー
では、また来週!! 季節の変わり目、かぜには気を付けて
君に幸あれ!!!