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温かい怪談話・良い心霊写真って知っていますか?稲川淳二怪談ナイト行ってきた話【大人の放課後7】


「怪談話とは怖いものである」
この認識は一種の洗脳に近いと僕は思う。

怖い。
と感じる怪談話もあれば、逆に

温かく、奇妙な体験の”怪談話”もある。



心霊写真にも
悪意のある心霊写真、
良い心霊写真がある。


今回の放課後は
・温かい怪談とは何か?
・良い心霊写真とは何か?
について、まとめていきます。

目次より、興味のある箇所だけでも良いので
目を通していただけると大変嬉しいです。



温かい気持ちになれる怪談話


まずは、実際のお話をどうぞ。
これで理解が進みます。読みやすくまとめました。



稲川さん実際のお話:題名「お父ちゃん」

※簡潔にまとめたので、表現方法も整えました


”稲川淳二氏が知り合いの
北海道で漁師している人、
Aさんから聞かされたお話”


Aさんが子供の頃、
漁師の父親が、漁をしている最中に
嵐に巻き込まれてしまし、いつまで経っても
帰ってこなかった。

乗っていた船は沈没し、
お父ちゃんは帰ってこなかった。

亡くなったそうです。


…それから、
数十年後

大人になった私が漁に出ると、
嵐に遭遇してしまう。


不運な事に、
濃い霧で視界不良、
荒れ狂う波に、船をさらうような雨風、

その嵐を切り抜けるために
私は、必死に船の舵を手に取り、
荒れ狂う波を乗りこなしていく。


すると、どこからか

ヴォー・・・

低く、鈍い汽笛の音が聞こえてくる。


その時、私はハッとした。
「お父ちゃんの船の汽笛だ」

小さい頃、何度も何度も聞いた
お父ちゃんの船の汽笛だ。


「お父ちゃんの船の汽笛が聞こえてくる」


すると、



〇〇(Aさんの名前)・・・がんばれよ!!


と、おぼろげで深い霧の中、

お父ちゃんが
一緒に舵を握ってくれてた。

船は嵐を切り抜け
漁港へ無事に戻れる近さまで
進んでいた。


私は
「そうか、お父ちゃんはそばにいてくれるんだな・・・」

と思いながら
漁港に戻りました。


漁港に戻ると
帰港していた仲間の漁師が言う


「そういえば濃い霧の中、ずっと
汽笛の音が聞こえていたなぁ・・・」



そんな話。ありましたよ・・・



いかがでしょうか?


お化けだ!ぎゃー!怖い!!!恐怖のお話ではなくって


しっかりと奇妙かつ、疑わしい(怪しい)
ただ、お父ちゃんが来てくれたのかも知れない。
いや、来てくれたのだろう・・・といった

お話です。




イメージしていた怪談話と
違っていたでしょうか??いかがでしょう?





振り返ると不思議な体験ってないですか?それは温かい怪談話かも。


温かい怪談話を紹介しましたが、

別に、見えない何かに思いを馳せましょうとか
本当の自分を知りましょう。
みたいな、スピリチュアルな話ではなくって


地に足ついた、現実的なお話です。


ちょっとだけ意識を向けて欲しいのですが

あなたの日常生活の中、
これまでの人生の中で、

自分自身でも、家族、親類、お友達の中で、

「別に、言うほどではなくても奇妙な体験があってね〜。」


と”自分が感じた”瞬間が
あるかも知れません。


僕の場合、
温かいというか、感謝したお話なのですが


一時期
めっちゃくちゃメンタル落ち込んでいて
ベッドからも起き上がれない・・・。
疲れたしんどい。毎日しんどい。。。


みたいな時に、
何故か、「最近どう?」とか

その日、
1日何のメッセージもなかったのに、

数分の間で

何人からも、しばらく連絡取っていなかった人からも
「何してるのー?」

と、同時に連絡来たことがあって

すごくホッとしたんですよ。



むしろ、「どんなタイミングだよ笑」
と元気になった事があります。


個人的に、こういった
”よく分からないけれども、ありがとね!”話が
いくつか身に覚えがあるので 
(僕が勝手に意味を付け加えているだけなのですが)


その度に、感謝なんですよね。
周りの人達に。


温かい怪談の話はまず。
ここまで。

ここからは、
怪談ナイト恒例の
実際の心霊写真を会場で見るコーナです。





怪談ナイト恒例、実物の心霊写真を会場で見るコーナー

稲川淳二怪談ナイトでは

いくつかの怪談話の後
後半の部で、

稲川さんに送られてくる
実際の心霊写真を大きなスクリーンに映して
解説すると言う恒例コーナーがあります。


僕は、2021年公演で3回目の参加なのですが、
(高校生の頃に行って、2020年、2021年と夏の恒例行事
もはや、帰省する感覚で公演に行っています。)


毎年、心霊写真コーナーやってる?ようです。

ここで、また
お伝えすることがあるのですが、



心霊写真は本来は良いものである。と稲川さんは語る。


はい。

これに関しては

”いやいや怖いってーーー!!!”

と思う気持ちは分かります。
最初は僕もそう思いました。



が、しかし



実際に会場で何枚か
見ていると、

「あ、これが悪意のない心霊写真か。」

とちょっと納得できるようになります。

いわゆる、
「うわぁぁぁぁ集合写真に怨念を纏った髪の長い女の霊がーーーーーーー!!!」


と言う恐怖の心霊写真もありますが、
私たちは、それしか目にしていない。


昔だとテレビの心霊番組
Youtubeとかの心霊スポット探索とか
やれ、心霊心霊と色々な動画で煽られて、


心霊写真=恐怖
じゃなきゃ夏じゃないよね!
そんな写真しか世の中存在していないよね!

みたいな、考え方で凝り固まっていると思うんですね。
僕は。です。



言い方雑になって申し訳ないのですが、
もうちょっとだけ聞いてください。



”良い心霊写真には悪意がない。”



これについて話します。

良い心霊写真とは、
ただただ、霊的な何かがそこに”存在している”
だけである。


そして、それは写真を撮る側の
念写力によってカメラに現れるそうで

実際に会場で紹介されたものを例にすると




彼氏が海辺で彼女を撮影した愛のある写真。そこには・・・

彼氏が海辺で彼女を撮った写真がある。

その写真自体、撮影者側の彼氏さんの
愛がとても伝わる写真だった。

男女の友達間で撮ったような
軽い写真でもないし

知らない人に取ってもらった緊張感が
被写体(彼女さん)にもない。

そんな写真。


要するに、カップルの愛の溢れる
イチャイチャ写真。

しかし、よく見ると

彼女の右手に重なるように
小さな子供の手がはっきりと映り込む。



手に手をそっと重ねているように。



ただ、その手には”悪意”がない。



小さい子が好奇心で
「お姉ちゃん!」と
手を繋ぎに来たような写真だし

もしかしたら、
2人の間に新しい命が。
的なことを考えられるほど
自然な心霊写真だった。



映り込んでいる子供の手には、


海に引き摺り込んでやろう!!!!とか

そういった悪意、死を連想させる気配がない。


と、写真を見ている私(RYO)には
伝わってくるんです。


この子供は、
みんな楽しそうだから
好奇心で顔出した。

本当にそんな感じ。

不思議なもので、
怖い!って感じないのよね。


心霊写真なのに。




そんな話、、ありましたよ・・・(稲川ボイスかつ小声で)







最後に。「この記事、怪談の話興味深いなと思っていただけたら、すごく気が合います」


これは、2021年の9月に自分用で書いていた
レポートです。

それを改めて読み直して
書き直しました。



ちょっと語りますが、
僕は、日本語を用いて、文章でも、喋りでも、身振り手振りを交えても
人に伝えるって、面白いと思います。



ブログもそうですが、

なんか、この記事興味深かったなぁ。
と思っていただけたあなたへ向けて頑張って
夜中に書いています。



大人の放課後。

僕は大人(と呼べるほどまだ生きていない)
けれども、


放課後、一緒に帰りながら

怪談ナイト行ってきてさ!
って話している感覚です。


キラキラした自分の世界だけ
SNSとかで発信するのもいいけれども

グダグダと
こんな話をするのも
時には大事だと思いました。


読んでいただいてありがとうございます!
次回の放課後でお会いしましょう!

以上!

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