[ラグビー]極私的・TOKYO2020の7人制ラグビー予選プール別雑感その2/男子POOL B
どもどもRYORYOです。
前回は7人制ラグビーの基本情報について書きました。
さて、これからは男女プールにて、独断と偏見による各チームの特徴および注目選手をご紹介したいと思います。
まずは男子から。
■男子日本代表はPOOL B
男子日本代表チームが入ったのはPOOL B。
・フィジー(リオ金メダル)
・英国(リオ銀メダル)
・カナダ(初出場)
・日本
プール分けが判明した瞬間思ったのは
「ヤバい、推しチームばっかじゃん」
と
「一体何の罰ゲームなのこれ」
でした。
(選手の皆さん、大変申し訳ありません🙏)
それでは、日本以外の各チームについてご紹介していきますね。
■フィジー
まずはセブンズといえば、のフィジー。
5年前のリオオリンピックでは、フィジーに初の金メダルをもたらしました。
・プレーの特徴
「フィジアンマジック」と称されるように、変幻自在のパスワークとステップです。
フィジーのプレーを見ていると
「なんであんなパスが通るの!」
とか
「あんな狭いスペースを抜けるの意味わからん」
とか、常識を覆すようなプレーの連発です笑
・注目選手
全員です笑
って書くと終わっちゃうので笑
私の一押しは、キャプテンのJerry Tuwai選手!
なんだろう、例えて言うなら
「ゴムまり」
のような躍動感溢れるプレーがとても魅力的な選手です。
(もっとうまい例えはないんかい自分)
ラグビー選手としては小柄ながら、予測のつかないステップワークとかチェンジオブペースが本当に絶妙で、大好きな選手のお一人。
前フィジーHCのベン・ライアン氏が見出して、世界的プレーヤーになった彼のプレーに、ぜひぜひご注目ください!
ちなみに日本代表チームの初戦の相手でもあります。
よりにもよってオープニングマッチだなんて、震えるわ。。。
■英国(Team GB)
次にご紹介するのが英国チーム。
普段セブンズワールドシリーズ(セブンズの国際トーナメント)では、イングランド、スコットランド、ウェールズと別れていますが、オリンピックは国別対抗戦なので、3チームから選抜されたメンバーで構成される、いわばコンバインド(合同)チームなのです。
このコロナ禍で、財政難に陥ったイングランド協会により、プロ契約を打ち切られてしまったセブンズ代表メンバー。
ウェールズ協会も同様にセブンズの強化打ち切りという決断を下したり、セブンズを取り巻く環境は厳しいものでした。
イングランドチームはクラウドファンディングを立ち上げて資金集めをしたり。
オリンピックに向けて合同チームになったことで、やっと強化費が捻出された、という経緯もあり、どうしても応援したくなるチームです。
・プレーの特徴
セブンズ歴が長い選手が多いだけあって、試合勘に長けているなーと。
しぶとく、劣勢でも粘り強く耐えてワンチャンで逆転し逃げ切る、という試合展開に持ち込めるだけの実力を備えている印象。
日本代表チームは第2戦でTeam GBと対戦予定。
リオの時は惜しくも2点差で敗れたため、リベンジできるか、が見どころでもあります。
・注目選手
まずはキャプテンのTom Mitchell選手。
正確なキックと判断力、そしてキャプテンシー。
間違いなくこのチームのキーマンのお一人です。
お二人目は、Dan Norton選手。
魅力はなんと行っても、爆発的なスピード&ステップ。
ディフェンスをかわしてゴールラインへ爆走する姿は、一見の価値ありです!
そしてラストは、Dan Bibby選手。
ゲームメイカーとして前述のお二方と一緒に長年プレーしてきただけあって、3人の息のあったコンビネーションプレーが見られるのが、今から本当に楽しみです!
■カナダ
プールBのラストはカナダチーム。
リオオリンピックでは残念ながら出場権を獲得することができず。
東京オリンピックが五輪初出場となります。
・プレーの特徴
粘り強いディフェンスを武器に、ハマれば強さを発揮できるチーム。
ワールドシリーズ初優勝した2017年のシンガポールセブンズは、準々決勝でニュージーランドに快勝。
その勢いのままイングランドとの準決勝を制し、決勝でアメリカを下した時は
「何が起こるか分からない、それがセブンズ」
だと実感したのを覚えています。
コロナ禍で中断する前のバンクーバーセブンズでも銅メダルを獲得していますし、とても手強いチームです。
・注目選手
まずはやっぱり、共同キャプテンのお一人目であるNathan Hirayama選手。
個人的にもめちゃめちゃ応援している選手のお一人。
アグレッシブと冷静さを兼ね備えた、チームの要で、キックの正確さも魅力です。
お次はもう1人の共同キャプテンであるHarry Jones選手。
FWの中心選手として、ディフェンスにもアタックにも長けている選手。
ヒラヤマくんとのコンビネーションから生まれる絶妙なプレーにも注目していただければ、と。
最後はJustin Douglas選手。
パワフルなプレーが魅力で、トライゲッターでもあります。
Hirayama選手からの絶妙なキックパスからのトライとか、また見てみたいなー。
(日本戦以外で笑)
■POOL Bまとめ
・どのチームも強い(←ざっくりすぎw)
・日本代表チームが上記3チー厶をどのように攻略していけるかに注目
・個人的には推しチームばかりなので、どのチームも応援したい(願望)
■次回予告
次回、第3回についてはPOOL Aの4チームを取り上げようと思っています。
以上です。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!