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樋(とい)の役割は? 全ての部位・部材は、付いている意味がある

以前、お客さんから、「樋(とい)は、何のためにあるんですか?」と聞かれたことがあったんですよね。

その時は、簡単に「雨を集積するのに、必要ですからね」と言ったのです。あって、当たり前の存在だったので、突然聞かれて、丁寧な説明がその時にできなかったんですよね。

どうして必要なのかを説明するのに、何かイメージできる題材はないかな…と考えていましたら…

ありました💕

そうなんですよね。
「樋が無い」建物を見せれば、わかりやすいんですよね。

そんなわけで、先日行きました公園にあった「樋のない建物」です。

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子供と行った公園にあるトイレです。

樋が無いために、雨が降った時に、屋根から雨水がそのまま地面に方々で垂れ落ちるため、地面で雨水が跳ね上がって、壁に泥などが飛び散ってます。さらに、汚れが原因で、藻などもたくさ発生しています。

また、屋根からの水が壁を伝って、藻と苔が顕著に発生しています。

樋がないと、建物はこんな感じになってしまうんですね。。。


当たり前に存在している物事は、無い状態を知ると、気づくことがあります。

先人が作り上げてきた知恵、物事、道具など、いろいろな物事には、理由やエピソードが潜んでいるなと思います。いろいろな物事を享受して、毎日生きております😅

ということで、樋の話でした^^

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