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【ポケポケ】「ポケモン通信」をフル活用したデッキ紹介〜構築の幅が拡がる〜
前置き
ディアルガ・パルキア環境で一気に面白くなりましたね。ミュウ環境ではほぼデッキが固定化、テンプレ化されて同じデッキばかりが蔓延してました。だから、そんな環境に立ち向かうのに多色を使わざるを得ない側面がありました。今環境もダークライ、ジバコイルがはびこっていて調整して欲しいと思うことがありますが。。
それが以下の理由により構築の幅が広がりました。
・単純にカード種類が増えた。
・強いノーマルポケモンが増えた
・無色のみ要求または特性のみで役立つ色ポケモン(メガヤンマEX、ミカルゲ、ロトム、シェイミなど)が増えた。
・エネ加速が色ポケモン限定でないポケモンが登場(マナフィ、ディアルガ)
ということで、多色デッキのエネ事故のリスクを背負わなくても環境デッキに立ち向かえる組み合わせがいろいろ考えられるようになりました。
この環境になって、ポケポケの強さはデッキ構築とプレイングと運と考えてますが、前2つの要素がかなり上がりました。逆にいうと、カジュアル層、新規参入に対してはかなり辛くなったと言えると思います。
ポケモン通信でデッキ構築
本記事の主題は「ポケモン通信」。なぜ、これでデッキ構築の幅が拡がるかというと、進化ポケモンを複数入れる事ができるからです。
これまで、1進化と2進化を入れると、通常4枚と6枚で10枚。2進化と2進化となら12枚になります。実戦で使うなら、トレーナー、グッズもおおよそ10枚いるのでせいぜい1進化と2進化の組み合わせぐらい(ギャラドス、ゲッコウガが有名)まででした。
1進化と2進化の構成を含むデッキにポケモン通信を使う場合を考えます。
1進化を2枚、2枚、2進化を1枚ずつの計7枚でポケモン通信が活きてきます。
2進化側から見れば、3枚+ポケモン通信2枚で5枚。1枚圧縮できています。1進化が一つできれば、その分を通信で交換すればいい。もちろん、通常の2枚ずつのように2個作ることはできないけれども、実戦で2個作ることはほとんどできない。1個できればいいで割り切ってしまうということになります。
1進化側から見ると、、実はこっちのほうが安定性の面で大きく貢献します。序盤で1進化の進化側がないが2進化側があれば、ポケモン通信を使えば、1進化を揃えれるかもしれない。
そのかわり、2進化側は山札にいくので、2進化が揃うのは終盤になります。
まとめて言うと、手札に別系統の複数の進化ポケモンがいて進化できない状態を解消してくれると言えます。
1進化が序盤でできる安定性と2進化が終盤にできるという特性に注目するなら、
・エネ要求の少ない1進化ポケモンが序盤バトル場に出て戦う。なんなら、1進化だけでも勝ちを取りに行ける。
・2進化は終盤にできてフィニッシュー役になる。
という流れが理想と思っています。
それに該当する1進化側のポケモンといえば、、
マタドガス、ナッシーEX、この2つが思いつきます。
あと別の視点から、、ポケモン通信はモンスターボールや石板のようにデッキ圧縮にはならないです。山札の数は変わらないので。
なので、モンボや石板(超タイプ限定)のようにどんなデッキに入れても良いかというとそうではないです。ここで言っているように複数の進化ラインがあるか、進化ラインは1系統で2進化において2枚ずつもつ構成(これは1枚でいいと思う)かと思います。
デッキ構築例
・マタドガス、ジバコイル、ダークライEX
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普通の構築は、ダークライ、ジバコイル、クリムガンですが、ジバコイル系統を1枚にした分、マタドガスを入れる余裕ができたためにできる構築です。初代レアコイルが1枚しかないのでしょうがなく。。というかそうだったのでポケモン通信2枚を使おうと思った。あとクリムガンが嫌いだから。
この構築で3戦やって負け無しの全勝。それからいろいろ構築変えてやってます。やっぱり、ちょっと変えてはいるものの強い言われるデッキをメインで戦いたくはない
ダークライ、ジバコイルの強さは語るまでもないですが、序盤でダークライ、マタドガスが揃ったときが強い。
ベンチのダークライにエネを貼って、マタドガスは毒を盛り、ダークライのエネが溜まったらキョウで退却する動きがとにかく強いです。さらにそこにヒカリがあればマタドガスで攻撃できます。
このマタドガスのラインが安定するので、ジバコイルはなしで勝てたのが2試合。1試合はレアコイルが単騎で残って、ジバコイルが出ないと負けるという場面でポケモン通信使ってジバコイルを引っ張り出して勝ちました。
・マタドガス、ゲッコウガ、ダークライEX
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これもマタドガスの場合と考え方は一緒です。こっちはまだやってないですが、ポケモン通信構成の場合、ジバコイル型よりもこっちの方が強いと思います。
2進化側は中盤以降なのが基本の動きになるので、ジバコイルだとエネが溜まるのに時間がかかる。
一方、ゲッコウガは完成した時点から参戦できます。
・クリムガン、ゲッコウガ、ギャラドスEX
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これはミュウ環境でも一世を風靡した構築にポケモン通信を入れた版。通常だと、トレーナー、グッズを入れるスペースがないのが、1枚余裕を持たせれている、かつマント込みでギャラドスへの進化が引きの面でもベンチ狙撃の面でも安定すると思います。作ってはみただけでたぶんあまり使わないと思う、、
・ナッシーEX、フシギバナEX、シェイミ
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ダークライが多い現環境では草が強く、耐久力のあるナッシーEXがこれまでの環境の中でも一番強いと思います。ナッシーEXの序盤からの場持ちとシェイミの回復の相性が良く、この2つの組み合わせにフシギバナ以外(セレビィEX、ジバコイル、バタフリーなど)を組み合わせていろいろやってます。バタフリーの場合、キャタピーのなかまをよぶが主の目当てで進化ラインは交換札ぐらいに考えてます。
で、フシギバナEXの場合、終盤まではたねの状態でエネを貼っておき終盤完成すると、ほぼ勝ちです。シェイミの回復もあって化け物耐久になります。
この組み合わせもありそうで今まであまり見かけなかった(一度も見たことない)ものですが、強いです。これは2戦やって負けなし。
・ジバコイル、ゴローニャ
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これこそ、ポケモン通信があるからこそできる構築。2進化ラインを1枚ずつ入れる。これはまだやってないです。
最後に、
と、、ここまで書いてきたんですが、進化ラインを複数もつ構成はもちろん1試合の時間が長くなるので、45勝イベントではメインで使ってません。数戦やって別のに変えてます。
メインで使っているのは、エアームド。あとはいろいろ組み合わせて。こいつは初ターンで50ダメが出せるので、即試合終了できる試合も多く、45勝イベント向きです。あと、いろいろ組み合わせも出来て面白いです。基本はアグロよりで使うことになるので、たねメインでポケモン通信は使わないです。
「ポケモン通信」構築は勝ち続けなければならい時(連勝イベント)でメインで使おうと思います。