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庭師便り('21.6月まとめ①)


皆さん、こんばんは( ΦωΦ )

吾輩はテレビを置いていないし、ネットのニュースもまじまじ見ないのでよく把握出来ていないのだが、雨による災害が多発しているみたいですな...(ささやかながら皆様の安全をお祈り申し上げます🌏)。


吾輩は風通しの悪さ、日照不足と湿気が大変苦手なのだが、地中海沿岸地域のハーブの気持ちがよく分かる気になるものだ...(笑)🌿


ここ数日は激しくムシムシしているのだが、そんな時は「中途半端に水戻しされた乾物」みたいな感じになるのだが、そろそろ本気で梅雨明けが待ち遠しく感じられるこの頃であります( ³Θ³  )


そんな今夜は、庭師便り6月のまとめでも📝



こちらは先月号で紹介した、5月の終わり頃、毎年恒例の切り戻しを終えたトビカズラの写真。

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切り戻しと言うか、葉を全て落としてツルだけの状態にするのだが、それがその後すぐにワサワサ茂り始めた図🌿

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一枚目の写真を反対側から見た状態です。

何事も無かったかのように新しく葉を更新し、生命力溢れる姿を見せてくれておりました。



園では時々、このようにして鉢の無料配布が行われることもあります。

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素焼き鉢がメインだが、たまに違うものも混じっているし、掘り出し物を見つけたらラッキー🍀

基本的にランや多肉に用いるような鉢や、盆栽用の鉢が多いのでありました。



事務所内のあちこちに自然素材で作られた作品が点在しているのだが、例えばこれは吾輩によるバンブーチャイムなど(右)。

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左側はリースやスワッグの展示会用に作った作品だが、ドライになりすっかり褪色してしまいました。


そして褪色したと言えば、数年前に作った作品の「ボタニカルドリームキャッチャー①号」。

緑の頃は美しかったのですよ...I˙꒳​˙)

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基本的に剪定で出た廃材で作ったのだが、「しばらく展示させて」と言われて数年......吾輩の中ではもう園にあげた事になっているのであった😂

余談だが、これを作っている最中は不思議な体験をしたし、これは結果的に「お守り」のようなものに仕上がったのである。

しかし...園の者は誰も知らない...( ΦωΦ )フッ

😂



吾輩の過去作品ついでに、先程紹介したトビカズラを用いたものも一つ(画質が悪いですが)。

先月号の庭師便りで「トビカズラのツルは乾くと落ち着いた色になる」と書いたが、数年前の切り戻しの際にツルを集めて作ったものがあったのだ。

トビカズラのツルは、乾くとこのようなシブい色になります。

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これは膨らませた風船に乾く前のツルを巻き付け、乾かした後に風船を撤去して中を空洞にしたベース。

これを天井から吊り下げ、剪定後に干していたドライ、また生の植物をアレンジしていったのだった。


こちらが全て乾いて完成した図。

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この作品は以前手伝った現代アートイベントの会場に展示していたのだが、その後園の展示会でも植物を季節のものにアレンジし直して展示していた。

アートイベントの時は「植物の星」というテーマを思い付いてこれを恒星にし、他に幾つか衛星も作り、園では展示会エリアを廃材で森にして、この「星」をぶら下げたのだった。

ま、そんな作り応えのあったトビカズラを素材とした作品の記録でした( ˙꒳​˙  ).。oO




先月号で園内通路コンテナにハイビスカスの移植をしたと書いたが、中にはこのような斑入りタイプも。

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葉も可愛らしいハイビスカスです🌺


ある時は、仲間とこつこつ花壇の草抜きに励んだり🌿

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パッと見は目立たないが、抜いてたらいっぱい生えていることに気付くもので、しかしこの時期は次々生えてきて伸びるので、広い花壇では目立つものだけ抜くのも手かと😁


作業中、もう羽化後の冒険の終わりも近付いてきているような、そんな貫禄を感じるシジミチョウの姿も🦋

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少々疲れたようなエネルギーを感じたが、旅の終わりまで健やかに過ごしてもらいたい。

ちょこんとベゴニアにのせた脚が愛らしかったのでありました。



また園内にあるバラ園から、二番花が見頃だった代表としてこの株をチョイス📸🌹

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辺りによい香りが漂っておりました。



次は温室探訪。

こちらはお客さんは立入禁止となっているエリアだが、チラ見せナーセリー😁

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色んな植物が養生してたり、育苗されてたり、かなりワイワイした植物のエネルギーが感じられる空間なのである。


こちらは主に洋ランたちが暮らしている一角。

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ランは好きなのだが、独特のエネルギーを感じるものです。

...ちょっと変態っぽくもあるし😂

ま、これは褒め言葉なのだが😁


さて、温室ではトロピカルフルーツの果樹たちが展示されていたのだが、グアバも展示エリアに一時的に引っ越してきておられました🌳


こちらは新人のチェリモヤ。

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果実が丁度ハート型に育っていた❣️


こちらはフトモモ科のピタンガの花。

科を同じくするマートル(ギンバイカ)の花によく似ている🌼

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ピタンガは別名にスリナム・チェリー、ブラジリアン・チェリーなどあるようだが、以前実った果実を食べたら、チェリーがトロピカルになったような風味を感じた🍒


その時は「いつか食べてみたい」と言っていた''園のオカン"と一つずつ試食したのだが、温室から実を採って園のオカンが作業している場所まで持って行ったのだ。

二人ともピタンガ初体験だったのだが、

「何ー、この風味(*´ч`*)!!」

「うわー、美味いなー(ΦдΦ)✨」

と...山野草園で騒いだのであった😂



こちらはプルメリアの落花。

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オブツサという、国内で一番見られる品種だったように思ふ。


こちらは明るく咲いていたハイビスカス🌺

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ハイビスカスもお客さんに見てもらえて喜んでいるようだった✨


こちらはでっかい金鯱🌵

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この株で大体100歳らしいが、植物たちを見てると

「自分より賢いに違いあるまいて( ΦωΦ )」

という気になるのである😁



こちらは、いつもニョロニョロみたいやな...と勝手に思っているお方🌵

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トゲの色が明るいゴールド系で美しい✨


そしてアガベの吉祥天。

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葉は撫でるとスベスベして肌触りがよいが、まるで変態のようなことを書いているなと今思っている( ΦωΦ )

😂


こちらはネジバナみたいな可愛い品種🌵

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このサボテンと多肉エリアは、温室内でも空気がカラッとしていて過ごしやすいのだが、熱帯コーナーは夏に入るとスチームサウナのように全身が汗ばむのである(´ΦωΦ`;)ダラダラ


ま、そんな温室プチ探訪でした。

ラストは温室で開花中だった個性派の洋ラン。

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やはり洋ランのエネルギーはいい感じだなと思うのであった😏



Adiós ( ΦωΦ )ノ