2024年10月12日(土)『マクドナルドヘビーユーザー』

どうもマクドナルドヘビーユーザーです。

と言いつつ別にマクドナルドが大好きっていうわけではない。

使わざるを得ない状況だと言うこと。

基本ネタ合わせをする時にマクドナルドを良く利用している。

なぜならマクドナルドのアプリのクーポンを利用すれば150円でコーヒーが飲めるのだ。

これがなにより安い。

そこらへんのカフェでも安くて300円かかってしまう。マックなら2回もいけてるのに。その安さにカフェもタジタジしている。

そして多少うるさい。

居酒屋ほどのうるささではないが、カフェほど静かな場所でネタ合わせをしようもんならうるさくなってしまうし、他の人にネタをパクられる可能性もなきにしもあらず。そのマックの騒がしさが丁度いいのである。

そしてこれを書いている今もマックにいる。

まさかの今月6回目の来店。

まさかの2日に1回マックにいる。

これをヘビーユーザーと言わずしてなにがヘビーユーザーか。

マックで1人でネタを書いたりいろいろしてるのだが、もう家じゃ書けないのだろう。家でもかけるのだが場所を変えないと飽きてしまう。効率のいい勉強と同じ。そろそろ図書館とかも使ってみようかな。1人ならよさそう。図書館って入場料いらないよな。たぶん。

そしてマックでも基本そのコーヒー、そしてたまにシェイクやシンプルハンバーガーを頼むくらい。コーヒーをもらう時に砂糖とかシロップとか聞かれるけどそれも全部貰うようにしている。お金がない身としてそういうのは貰っておくほうがいいのではないかと言う貧乏精神に根付いてしまっている。そして今までアイスコーヒーだったけど、相方にホットの方が容量が多いということを教えてもらったのとすこし肌寒くなってきたこともありホットばかり飲んでいる。味の感想なんてない。ただ飲んでるだけ。長時間居座るためのアイテムに過ぎない。

全然貢献はできていない。コーヒーいっぱいで3時間は余裕でいる。邪魔なのである。いい迷惑すぎる。150円で3時間も居座られたらたまったもんじゃない。でもこっち側としても150円も払っているのに追い出されるのはたまったもんじゃない。水じゃないだけ許してほしい。

ただマックはいろんな人がいる。

今隣に女の人がいるが、ハンバーガーを食べながらめちゃんこ頷いている。なにかに納得しているのだろうか。値段と品質の釣り合いがマッチしているのだろうな。もしかしたらマクドナルドの偉い人なのかもしれない。飲み物を一度に2個頼んでいるところもちょっと小慣れた感じがある。あ、動画を見始めた。たぶん偉い人じゃない。普通の客だ。ただシンプルに頷くだけ美味しかったのだろう。何食べたのかはわからなかったけどシンプルハンバーガーではなさそうだ。

もう片方の隣の客はおじさんかおばさんかわからない。丁度絶妙。

そんな感じでいろんな出会いがあるから楽しいものだ。

こないだ隣の4人席に男1人と女3人が座ってきた。

なんだその変な男女比はと思ったが、サブカルの街である高円寺という場所に似合いそうで似合ってない格好をしていた。バンドマンっぽい男とそれに惚れ込んでいる3人の女のような構図。

着席するやいなや、1人の女が男に何飲みたい?と聞いていた。

マックでまず飲み物を聞くのかい、ここは居酒屋かい、そんなことより男が女に聞けよと思った。

そして数秒の沈黙の後に男が「コーラ…」とつぶやいた。

その見た目でコーラかい、声が小さいなぁ、そんなことより男が女に聞けよと思った。

そしたら女3人が揃ってカウンターの方へ向かって行った。誰がその男の分を奢るのかで競争が始まっているのだろう。ここでポイントを稼ぎたいのだ。

すると2人が戻ってきた。

さの表情には悔しさは感じられなかった。

ポイント稼ぎに負けたのになにを飄々としていた。そして残った1人の女が無事に注文できるか、無事に帰ってこれるのかの心配をしていた。

いや悔しくないのか、その女に取られてもいいのか、ただ買って帰ってくるだけを心配される女に取られてもいいのか、まずそこを心配されるってどんな女なんだよ、そんなことより男が女に買ってやれよと思った。

無事その女も戻ってこれて改めて4人が席に着いた。

各々ハンバーガーやポテトを食べたりジュースを飲んだりしている。

男はずっとスマホをいじっている。

会話がない。

4人の無言は見てられない、男が絶対に喋りかけろよ、回せよ、スマホをぶち壊してやろうか、そんなことより男は誰なんだよと思った。

1人の女がお手洗いに行った、もう1人の女はポテトに夢中、最後の1人が口を開いた。

「やば、ビジュがよすぎる」

喋らないでくれ、気まずいんかい、見れられなさすぎる、スマホぶち壊してやろうか、そんなことよりなんでこんな男が3人の女を連れているんだと思った。

それからはビジュが良すぎるだの、カッコ良すぎて目を見れないだの、こっち向かないでだの女3人が吠えていた。

面白すぎるんかい、でもイライラする、もう帰りたい、でももうちょい話を聞きたい、ネタも書けてない、そんなことよりこの男が3人も連れているのになんでぼくは1人なんだと思った。

自分の孤独さに耐えられなくなったのでそこを後にしたが、それからその4人はどうなったのだろうか。気になる。いや、全然気にならない。大したことならないだろうしね。

ただこの4人もぼくよりも多くのお金を払っていたからぼくがとやかく言える筋合いはない。月見のシェイクでは及ばない。悔しい。あの4人組よりも劣ってしまっていたことが悔しい。恥。あの4人組に勝てるように頑張ろう。

まぁ、なにが言いたいかと言うと、もう少し安くならないですかね。

アプリもやってるんでそのなんかポイントみたいなやつとか、なんか何回以上の利用でもっと安くなるみたいな。どうですかね。お願いします。100円でコーヒーを飲ましてください。

隣の頷き女の人はなにか勉強を始めてる。

もう隣のおじさんかおばさんかわからない人は帰った。

ぼくはもうコーヒー一杯で4時間もいる。

人生そういうもん。

これが人生。


キングオブコントが楽しみなそんなある日。

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