2024年3月4日(月)『最後は笑顔で』
いよいよ明日が卒業ライブとなった。
お笑いサークルCCCとして活動した約2年間に終止符が打たれる。
この濃密の2年間を振り返ることはまだしない。それは全てが終わった後に。
卒業ライブまでもう1日を切っているのに、それなのにまだ実感は全然ない。
さすがに意味わからない。
卒業云々よりも、ライブの出来に意識が向いているためなのだろうか。
ちゃんとネタできるかな、ちゃんとウケるかな、みんな喜んでくれるかな笑ってくれるかなと、そればっかり考えて自分が各コンビでネタをやるのが最後っていう事実に感情が追いついていない。
実際今日もライブのリハーサルだったのだが、常時確認することに追われ、途中機器のハプニングなんかもあったりで実感のカケラもなかった。
やっぱネタの途中に思い始めるものなんだろうか。
ネタが終わってから袖にはけて思うものなんだろうか。
ネタを終わらせたくなくて「もういいよ」がなかなか言えなくなるもんなんだろうか。
袖にはけてしまったら相方と抱き合い感謝の言葉を口にするのだろうか。
いろいろ考えたが、ぜんぶダサい。
でもこのダサさが実感というものになってくるのだろうか。
でもぼくはそんなダサさが好き。
カッコ良さとダサさは紙一重。
ぼくはその差を含めてカッコいいものもダサいものも好き。
どっちにもその人”にん”が詰まっているからね。
ダサい人生も見方を変えたらカッコよく映える。
そういうもんさ。
あーあ。
もう最後だ。
こんなこと書いた所為なのか、少し実感している気がする。
ほんの気がする程度ではあるが、今まで感じなかった感情がある。
目頭がほんの少し熱くるなる。
隣で爆睡している原口が降りる駅に着いても動かない。
起こすと焦ったように降りて行った。
相変わらずだ。
こんな奴との2年間ももう終わりか。
卒業ライブ。
もうまもなくだ。
最後もやっぱり楽しみたいね。
過去一で楽しんで過去一のライブにしたいね。
相方たちも変に意識して硬くならずに、楽しんでやってほしいね。
最後くらい自分らが一番笑えるようにね。
明日は涙なんていらない。
流してくれるのも烏滸がましいが。
最初から最後まで笑っていよう。
一番ライブを楽しもう。
お客さんよりも後輩たちよりも相方よりも同期よりも。
明日18時半から20時までの約1時間半。
是非都合のいい方お待ちしてます。
今まで来てくださった方も、初めての方もお待ちしてます。
これがぼくのこの2年間の全てです。
大学生活の全てです。
最後までぼくのわがままにお付き合いください。
では、明日の18時半に。
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