2024年7月27日(土)『Aマッソ単独「縦」をみたのだが』

今日は大好きなAマッソさんの単独ライブを同期と2人で見に行ってきた。

昨年初めて行ったAマッソさんの単独ライブで衝撃を受けて、来年も絶対いったると決意して無事勝ち取った今回のライブ。

ずっとワクワクして待ち望んだ日。

誘った同期もあり得ないくらい楽しんでて、ぼくよりもはしゃいでた。はしゃぎすぎなくらい。

会場ついてから、今回はお金がなさすぎたためグッズなんて買わないと決めていたのに、あの会場の雰囲気に全部歪んだ。

普通に2人で物販の列に並び、普通にラグランと加納さんのサイン付きの小説を購入した。財布の中身がなくなった。買ってもTシャツと思っていたのにラグランと小説。小説もサイン付きという言葉に買わざるを得なかった。気づいたら買ってた。加納さんが好きすぎるあまり無意識で買ってた。

で、ラグランて。なんだラグランって。聞いたことない言葉。見た目ロンTなのにロンTじゃなくてラグラン。なんだラグランって。知らん言葉を並べるなよ。でも買ってすぐ着たらいい感じすぎてもうラグランを馬鹿にするのはやめた。ロンTほどの長でもなく7部丈みたいな感じ。着心地とかいいし、ロゴがプリントされててそれも可愛くて文句なし。全然買って良かった。これから着倒していこう。

そのあとフォトスポットで写真撮り。Aマッソ2人のパネル。憧れの加納さんと疑似写真撮影。いや〜嬉しい。いつか本当に写真撮りたい。

席も9列目。昨年の1列目から比べると少し離れたけど、9列目も意外と近く、8列目との間に通路があったためゆったり楽に見れたのは大きい。

そしてライブが始まるのだが、こっから多少のネタバレを含むので明日見に行く人、配信を楽しみにしてる人はまずそちらからどうぞ。

まずはめちゃくちゃ面白かった。

ありえんくらいに面白かった。

控えめに言っても最高すぎた。

昨年の感じからして、今回もコント多めで漫才すこしの感じだと思ってたけど全然違った。今回は漫才とコントが半々くらいの配分。

ただ前回の一番違ったのはモニターを用いたネタ。そしてぼくがAマッソを好きなったきっかけとなったそのネタ。

普通の漫才やコントも勿論好きなのだが、モニターも用いながら頭の中を表現したりするそのネタに心踊った。

きたーーーーーーーーーー!!!!!

心の中で奇声を上げ喜びの舞を踊りまくる。

Aマッソさんしかやらないネタ、Aマッソというレッテルが貼られているネタ、唯一無二なあのネタ。

嬉しすぎて前屈みになって見ちゃってた。

そして今回衝撃を受けたのはそのモニターネタだけでなく、その演出。

時間になり、会場が暗転して、音楽が流れる。

おそらく2曲流れていた。その1曲は出囃子だったのだろうか。

いよいよ始まるぞ〜ってワクワクしてたら急に明転。

38マイクを前に立つAマッソの2人。

そしてそのまま挨拶もなしにスタートする漫才。

カッコ良すぎる。

えぐいくらいにカッコよかった。

今まで見たネタの始まりの中でダントツでカッコよかった。

Creepy Nutsの武道館でのライブの時に、暗転した状態から、スポットライトでRさんが照らされてそっから一曲目の「スポットライト」を歌い始めた時くらいのカッコ良さ。

もうアーティストばりのかっこよさにそれだけですこし笑ってた。

そしてネタが終わって暗転して転換の音楽が流れ始める。

急に音楽が止まる。

あれ?ミスったか?

と思ったら、加納さんが喋り始める。

なんだこれ?と不思議な感覚になる。

セリフ回しとその演技に演劇みたいな長尺のコントが始まったかと思った。そういう世界観、設定のコントが続いていくのかなと思ってたが、ちゃんとコントだった。

そこでモニターを初めて使うがあり得ないくらいに最高だったのはさっきも述べた通り。

いや〜素晴らしすぎる。

そしてずっと見て思ったことなんだけど、加納さんのツッコミが天才すぎる。

声を荒げるツッコミもあれば、笑いながら流すツッコミもあり、リアルなリアクションをとるツッコミもある。ツッコミのバリエーションもさることながらそれぞれの精度もえぐい。

とくに荒げるツッコミもうるさくなくて気持ちいいツッコミ。

声高強ツッコミをするぼくからしたら目標のそれでしかない。もっとAマッソさんのネタを見返そうと思った。

そしてコントの中でもツッコミに違和感がないのも同期に言われて気づいた。

確かに!と。

コントといっても日常を描いているものが多いから、ばちばちにつっこんでるのは違和感があるが、最初は自然なリアクションから徐々にツッコミの度合いを増していき気づいたらめっためたにツッコミをしている。綺麗すぎるグラデーション。

むらきゃみさんのツッコミをさせ得る上手い演技も相まってより自然で綺麗にまとまっている。自分がその世界線にいても、なにも気にしなくてもそれとおんなじようにリアクションをとっていたんだろうなと思うくらいのネタと技術だった。

コントも馬鹿みたいなネタではあるんだけど、それをより笑わせるための緻密さなんかと同期と話が止まらなかった。バカバカしいネタの裏には入念に計算された形跡が。勉強にもなる。

漫才もしゃべくりや、モニター漫才も面白すぎたのだが、コント漫才はもうコントだと錯覚した。普通の漫才コントやコント漫才と同じような感じなのだが、少し違う。もうコントを見ている感覚。38マイクはあるんだけど途中で見えなくなるし、コント『漫才』みたいなネタをやってるみたいだった。そう思わせる演技力とステージの使い方。すごすぎた。素晴らしすぎた。”すごすぎた”と”素晴らしすぎた”で”すごらすぎた”。

そしてゲーム系のネタも、幕間のVも面白くて、Aマッソさんの幅をモロに見せつけられた。

どんどんAマッソさんを好きになる。引き込まれる。夢中になる。

単独ライブという自分たちが一番表現できる場所でそれをやりきる。単独ライブらしい最高の単独ライブにもう大満足も大満足だった。

いや〜もう最高。面白すぎたし楽しすぎた。

来年も絶対に行く。

Aマッソ単独ライブ『縦』

すごらすぎるライブだった。


同期がステッカーを奢ってくれてめちゃくちゃはしゃいじゃったそんなある日。

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