【東工大 情報工学系 & 東大 学際情報学府 院試】 受験後悔
こんにちは、Ryopperです。私は2024年度に外部で大学院を受験しました。
受験した大学院は以下の二つです。
1. 東京大学 学際情報学府 先端表現情報学コース
2. 東京工業大学 情報理工学院 情報工学系
外部大学院受験をして感じたことは、院試は情報戦ということです。
外部生は情報が全く出回りません。私も非常に苦労しました。
来年度以降、大学院を受験する方に向けての記事を書きたいと思います。
本記事は受験後悔編です
院試を決意してから、院試を終えるまでに、こうしておけばよかったな、、と思ったことがあったのでまとめます。
出願する大学院の組み合わせを考えるべきだった
正直これが最も後悔したことです。
大学院入試では、複数出願できます。
しかし、大学入試と違って大学院ごとに提出書類や試験科目が異なります。そのため、複数大学院受験する場合は、試験科目が近いと楽です。
また、試験日程も考慮する必要があります。
試験科目
情報系とは言っても、大学院ごとに試験内容に違いがあります。
基本的に数学(特に線形代数&微積)は必須ですが、確率統計や微分方程式、フーリエ解析などは受験する大学ごとに結構違います。
また、情報系の基礎科目だと、プログラミングは必須ですが、数理論理学やオートマトン、情報理論など、同じく大学ごとに異なります。
電子情報系であれば、加えて物理も必要になってくる場合が多いです。
(私の場合は文系学部出身で大学物理を履修していなかったので、物理が科されない研究科に絞って受けました。)
複数大学院受験する場合は、試験科目が被っている研究科や、選択問題が多い研究科を受験すると負担は少なくなるでしょう。
私が受験した大学院は、そのそも筆記試験の割合が以下の通りでした。
(TOEICを除いた筆記試験の割合です。)
- 東工大 情報工学系: 90%
- 東大 学際情報学府: 0%(研究計画書や面接が大きな割合を占める)
そのため、大学院の研究計画をしっかりと考えるために論文を読みながら、筆記試験の勉強もする必要がありました。(まあ、論文読みに関しては卒論や修士課程入学後結局やることになるので無駄ではないですが。)
私が第一志望として受験した研究室は東大の情報理工からも受験が可能でした。情報理工は筆記試験が大きな比率を閉めますが、数学など被っている科目もあったので、こちらを受験した方が負担は少なかったのかなと思いました。(まあ、物理が必要だったので結局受けなかった気もしますが。)
日程
併願する大学院を決める上で、試験日程も大事になってきます。
今考えると、ヤバいことしたなと思ったのですが、
- 東工大の一次試験: 8/17
- 東大の口述試験: 8/17~19のうちいずれか
で、試験日程が被るかもしれない2つの大学院を受験しました。
(元々は東工大をA日程読みしていたので、日程が被ることはないと考えていましたが、まさかのB日程だったので、このような事態が起こりました。)
結果的に、
- 8/17 の9:30~12:00 東工大
- 8/17 の16:10~ 東大
だったので、東工大を受けて、急いで帰って東大を受けるという大変な1日になりました。(時間が被らなくてよかったです。)
これから受験される皆さんは、日程には注意すべきです。
(甘く見ていた自分はバカでした。)
TOEFLを受験しておくべきだった
受験期初期の頃は、以下の大学院も考えていました。
- 一橋大学 ソーシャルデータサイエンス研究科
- 東大 情報理工学研究科
- 東大 工学系研究科
しかし、これらの大学院受験ではTOEICでは受験することができず、TOEFL のスコアを持っている必要がありました。
私は、大学院受験を決意するのが結構遅かったということと、文系学部出身で、理系専門科目の勉強や研究計画書で忙しくなり、TOEFLの勉強に割く時間が取れないと思い諦めました。
受験2年前までの英語外部試験スコアは有効であるため、少しでも大学院受験を考えている方は早めにTOEFLとTOEICを受験しておくと良いかもしれません。(レベルが高い大学院の場合、TOEFLを受けておくとほぼ確実に大丈夫です。)
大学院受験に関する記事はこれで最後になります。
これからも発信できそうなことがあれば記事を書いていきたいと思います。