【東大 学際情報学府 先端表現情報学コース 院試】 入試概要
こんにちは、Ryopperです。私は2024年度に外部で大学院を受験しました。
受験した大学院は以下の二つです。
1. 東京大学 学際情報学府 先端表現情報学コース
2. 東京工業大学 情報理工学院 情報工学系
外部大学院受験をして感じたことは、院試は情報戦ということです。
外部生は情報が全く出回りません。私も非常に苦労しました。
来年度以降、大学院を受験する方に向けての記事を書きたいと思います。
本記事は【東大 学際情報学府 院試】 入試概要です
東大学際情報学府の概要
こちらを見ていただいた方が早いので、私からは説明しません。
個別領域を横断するという研究科の特性上、複数の研究科から学生を募集している研究室が数多く存在しています。
(私が第一希望にしていた研究室も、学際情報学府 先端表現情報学コースと情報理工学研究科 電子情報学専攻から学生を募集していました。)
次に私が受験した先端表現情報学コースの入試概要について説明します。
先端表現情報学コースの入試概要
東京大学学際情報学府ではコースごとに入試方法が異なります。
ここでは、先端表現情報学コースの入試について説明します。
先端表現では以下の2種類の選考方法が存在します。
一般選考
特別選考
以下でこれらの選考について説明します。
一般選考
まずは、一般選考について説明します。
多くの学生は、一般選考で受験することになると思います。
2024年度入試では、以下のプロセスで入試が行われました。
書類選考(研究計画書, 自己推薦書, TOEICを含む)
口述試験
2020年入学入試までは筆記試験がありましたが、2021年入学入試以降は筆記試験はありませんでした。
2025年度入試から総合分析, 生物統計コースに関しては筆記試験が復活する予定との公表がありました。先端表現も筆記試験が復活するかもしれないので、一応筆記試験も勉強しても良いかと思います。
先端表現の筆記試験の内容は以下の通りです。
共通問題
線形代数、微分積分学、微分方程式
選択問題
電子情報学/機械情報学/都市工学/社会基盤学などに関する分野の基礎的学力と知識 人間・環境/歴史・文化/メディア・コミュニケーションなどに関する分野の基礎的学力と知識
倍率は、具体的には公表されていませんが、全体で約3倍で、
書類選考…約2倍
口述試験…約1.5倍
です。近年は、この倍率は変わっていないようです。
東工大入試と違う点が、口述試験でも1/3は落とされるという点です。
学際情報学府では、面接を重要視しているようです。
配点は公表されておらず、最終の合否は書類選考と口述試験を総合して決定されます。
研究室訪問をした際に教授が言っていたのですが、
筆記試験がある場合⇒筆記試験が最も重要
筆記試験がない場合⇒研究計画書が最も重要
とのことなので、この二つに関してはしっかりと対策した方が良いと思います。
特別選考
メディア技術に関わるデザイン・芸術表現分野で実績のある学生は特別選考を受験することができます。申し訳ありませんが、私は詳しいことはわかりません。
今回はここまで。
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