いまさらシルバーウイークなるもの 後半
本当にいまさらになってしまった。
まぁいいか。
6日目 またもや平日
びっくりするくらい何も覚えていない。
カメラロールを遡ると、どうやらキャロットラぺを作ったようだ。台風の前に行ったスーパーでにんじんを1本だけ買おうとしたら、大袋しか残ってなかったから作った。卵焼きから続くお弁当の彩りブーム。にんじんもいい色やん。
夫は不思議そうに食べていた。
「これは、にんじんしりしりでは、ない…?」
結婚当初、たまに作っていたにんじんしりしりも「なんじゃこりゃ」と思いながら食べていたらしい。これまた同じ形状のにんじんなのに、味がちがうとは一体…? と思ったのかな。卵ないけど。
にんじんしりしりを食べたとき、なんじゃこりゃって言えなかったらしい。まずいという意味ではなく、初めて見たから不思議だったそうだ。知らない奴が当然の顔して食卓にいるが、知ってるふりをきめてたみたいだ。いや聞けよ。
どっかのカフェで食べたキャロットラぺがおいしかったから作ってみたけど、家で食べたらそんなにおいしくなかった。
あれは雰囲気でおいしいと感じる食べ物ということにしておく。
そういえば、にんじんしりしりもそんなに好きじゃなかったから、わたしはにんじんがそんなに好きじゃないのかもしれない。
7日目 義母お誕生日パーティー
夫のお母さんの誕生日が近いので、プレゼントとケーキを買って義理実家へ。
義理の両親には一生秘密にしておきたいが、この日わたしは食べ過ぎて吐いた。ちなみに酒は一滴も飲んでない。
シンプルに時系列でまとめるとこんな感じ。
14:30 夫の実家到着。誰もいない。
15:00 畑から義両親が帰宅。シャワーを浴びるなど。
15:30 誕生日ケーキ。
16:00 お取り寄せした梨をいただく。栗の渋皮煮も出してくれた。
17:00 おじいちゃん宅を冬仕様にする。
17:30 夕食。とんかつ膳。ほかにもいろいろ揚げ物。
高齢のおじいちゃんとの夕食は時間が早いのはわかっていたし、夕食後に帰宅するわたしたちに気をつかってくださったのも感謝してる。
でも梨と栗いるか?????
とんかつ膳のあとの、茄子のはさみ揚げとちくわの磯辺揚げいるか???
わかってる。断ればいいってことは。
それができたら苦労しないのだ。剥いた状態で出された梨、断れる?
あと、いけると思ったんだよね。苦しいけど食べれる、と。
無理だった。たぶん胃がもう酷使しないでくれって泣いてた。
ごめんごめん。君なら大丈夫だと思ったんだ。
吐くほど食べさせられたというより、胃の限界に気づかなかったわたしのミス。
気をつけよう。胃を過信してはいけない。
8日目 サッカー
本当は3:45に起きたかった。
ドイツ代表とイタリア代表の試合が見たかった。
無理だった。
ゴレツカがコロナ陽性で代表離脱したから、起きる気力がわかなかった。
ゴレツカとはこのスーパーイケメンです。
だんだん髪が薄くなってるから心配だよ…
ピッチを俯瞰したアングルの中継だと、頭頂部でゴレツカってわかるんだよ…
もちろんわたしは毛があっても筋肉でわかるけど…
ちなみに26歳。頭皮頑張れ!!!
W杯で日本と試合するドイツ。
イケメンそろってるよ。身体が強いよ。優勝するよ。
夜は我らが大分トリニータ。
今日もまた引き分けか…と思っていたら、後半アディショナルタイムに追加点で勝利。優勝したんか?っていうくらい盛り上がって最高だった。
それに、試合後に花火が上がる予定だったから、勝って本当によかった。
こんなに近くで花火を見たのっていつ以来だろうと思ったら、前回もトリニータだった。
ありがとう、夏を満喫させてくれて。
くそ暑い時期にやらないのも最高。ありがとう。
9日目 反省を忘れ昼から飲む
結婚して関東に引っ越した友達が1年ぶりくらいに帰省した。
これは昼から飲むしかない。
共通の友人も多いから、夫も同伴で参加した。
ここに座ってるみんな、知り合った数年前は独身だった。
独身ばっかりの集まりだったから、毎回お開きは終電もなくなった真夜中か、明け方近くだった。
なんだか感慨深い。わたしたちは大人になっている。
正しくは知り合ったときから全員大人なんだけども。
激安居酒屋で、まずい肉とまずい酒で騒いでいたころも楽しかったけど、ちゃんとおいしいものをほどほどに賑やかく食べる今もいい。
男女ともいる集まりだけど、このメンツ同士で結婚した人は誰もいない。こう書くと、過去どれだけ騒いでいたかがおわかりいただけるのではないだろうか。お互いに完全に恋愛対象外だったから楽しかったのかもしれない。
ということで、胃袋は今日も酷使した。
9日目 平日アフタヌーンティー
ヌン活というらしい。
これも帰省している友人と。
結婚直前の3か月くらい、週1で遊んでいた。
そんなになにを話すことがあったのか不思議だけど、今も会うと何時間もおしゃべりしたくなる。
いつも「あ~~~楽しかったな!」という感想しかない。
無駄遣いするために稼ごうなと決意して終わった。
5000円のアフタヌーンティーは、わたしたちにとっては背伸びしたごちそうだと思う。
でもいいのだ。このために働いている。
というわけで、たっけぇアフタヌーンティーなどのために、また頑張ります。
というか、シルバーウイークから1週間経ったので、もう頑張ってるわ。
生きてるだけで褒められたい。
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