ケニア編 アフリカ最大、キベラスラム街
ルワンダから直行便で行けるケニアに行ってきました。
こちらにはキベラというアフリカ最大のスラム街があります。
知り合いづてでこちらのスラム街の中の子供達向けの初等教育を行っているスーザンさんにスラム街をご紹介いただきました。
※約30ドルでも一般の観光客向けのスラム街のガイド付きツアーもありました!
人口密度はとても高く、
小さな家が密集しています。
スラム街の中の方に入ると、
川辺がゴミえ埋め尽くされています。
その中で昼寝をしている野良犬もたくさん。
そこに住む人々は小さなビジネスで生計を立てているようでした。
こちらはお魚を揚げて売る屋台の写真です。
店主の代わりにスーザンさんが様子をご紹介いただきました。
そして、4人の子供のいるあるシングルマザーの家に行かせていただきました。
写真は撮りませんでしたが、
約4畳くらいの広さの部屋が全ての
生活空間となっていました。
スラムのほとんどの人がこのような暮らしを
している事をスーザンさんが教えてくださいました。
食べ物も十分に買えないので、
安いポリッジ(飲み物のようなオーツのお粥)を食べることが多いようです。
そこのお母さんは石炭を売って
生計を立てていました。
スラム街の道端には
ポテトを揚げて売っていたり、
服を売ったり、
中古の携帯の電子部品を売ったり、
小さくビジネスをしている人たちが並びます。
スーザンさんが運営している学校にも訪問しました。
学校と言っても、学校専用の建物ではなく、
下の写真の建物の空間を
日中は窓やドアを開けて光を入れ、
布で仕切りを作ってクラスを分けて使っており、
夕方には街の人達が集まってサッカーなどを
みる空間になっており、写真のように暗くしてありました。
いつも子供達に与える給食は
援助がなければ十分でないそうで、
ポリッジを食べることが多いです。
特に今は子供用の椅子と机が足りていません。
スラム街を見ると
アフリカは貧しいというイメージが強くつきますが、
ケニアの首都ナイロビの別の場所にはびっくりするほど大きなビルが立っています。
大きな貧富の差があるということ、
強く実感させられました。
▼こちらの株式会社ブレインワークスが発刊の電子雑誌にある、フリーランス国際協力師の原貫太さんの「アフリカに対するよくある誤解TOP5」という記事にアフリカを見るときに大事な視点が入っているかと思いますので、
気になる方はぜひ見てみてください!
今まで日本にいながら、間接的に知ってきた情報は多いですが、
今回実際ここに来て場の雰囲気を肌で感じることができたのは
とても貴重な体験でした。
各国・地域社会をめぐる社会問題はいろいろありますが、
部分的な情報で捉えず、
広い視野を持って見れるように
頑張って行きたいと思います!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?