スナップを撮る際に考えていることのうちの1つの話
こんにちは、りょんりょんです。
ノリと思い切りの良さは大学生レベルです。
先日は翌日仕事なのにも関わらず写真展の打ち上げが楽しくなっちゃって、県外でしたが泊まって翌朝帰りました。
一般的にこれを「頭が悪い」と言います。罵ってください。
しかしてその打ち上げでお話ししていると、スナップのことや写真の考え方を知りたい方が少なからずいるんだなぁと感じました。もう少しスナップの解像度を上げられるようなことを言えたらいいなーと酒が回った頭でぼんやり思いました。
あとYouTube更新してないことを怒られたので頑張ろうと思いました、ごめんなさい。
今日は私が日々スナップを撮るときに考えていることのお話しをします。
これを追えば撮りたい対象が定まっていない人でも楽しんでスナップできるのではないでしょうか?
"構図"を追う
シンプルです。シンプル過ぎてもはや目次がいらないレベルなのですが、わかりやすくするために作りました。
画角の中の収まり具合の良さ、構図です。
前に書いたnoteでスナップ被写体の種類を出しました。そして最後に+αとして慣れたら狙ってみてくださいと書いたのが構図。私はスナップ当初からそれを考えて撮影していました。
この+αは他の被写体と組み合わせて追うべき被写体なのかもしれませんね。
始めたての時の追い方
最初から構図を網羅してそこに当てはめようとしていたわけではありません。日の丸や三分割くらいは頭に入ってましたが、最初から色々な構図を覚えているわけではないのでね。
じゃあどうしていたかというと勝手に自分が気持ちのいいと思う構図や配置を自分の中で構築・論理付けて撮るようにしていたのです。
自分が撮った写真を見返して良いなと思うものはなぜ良いと思うのかを考えることで、同じような場面で対応できるようになります。
例えばそれらが既存の構図であるならば納得感もいくことでしょう。既存じゃなくても似たようなパターンが複数あれば勝手に構図を作る(こじつける?)こともできます。
自分が実際に撮った写真は作品でもありながらデータにもなるので、レタッチ中でも良いので振り返る時間を作ることが大切かなと思います。
何回も繰り返していくと自然と体に染み付いてくるので覚えてくるものもあるでしょう。そしたら新しい構図を覚えたり探したりします。それらをひたすら繰り返していくと構図や収まり具合の良さの最適解を導き出しやすくなってくると思います。筋トレに近いですね。
なぜ"構図"を追ったのか
そもそも当時の私は漠然とスナップ撮りたいなと思っていたものの、何を撮りたいか自分の中で定まっていない時だったのです。追う対象がなかったんですよね。逆に言えば全部追いたい人でした。
かといって適当撮るのは意味ないよねと思ったのか、無意識的に画角内配置の気持ちよさは気を付けるようになっていました。おそらく始まりはここ。
撮りたい対象を見つけることも追うことも大事ですが、その対象を引き立てるための構図も同じくらいかそれ以上に大事です。どんなに良い瞬間も構図で全崩れのパターンもありますからね。当時の私が何を考えていたのかは分かりませんが、そういうことも踏まえていたのかもしれません。
※もしかしたら先に身につけるべきは「焦点距離感覚」かもしれない
私は普段X100Vを使っていることもあり、焦点距離35mmの感覚が目に備わってます。周りの景色を見た時に「ここから撮ったら35mmだとこんくらい入るな」ってのが分かっているので、すぐ構図を考えられるようになっています。
もしかしたらこの焦点距離感覚が身に付いているかどうかで構図を考える頭になれるかも関係してくるかもしれません。
「焦点距離感覚がまだ身に付いてないよー」という方は、ひたすら同じ焦点距離を使い続けて感覚を身に付けることから始めてもいいかもしれません。あとはカメラを向けた先のファインダー内の配置を整えたり構図を考えたりすることですね。それらからスタートしていくといいと思います。
「撮る対象」から始めるも、「構図」から始めるも、それは自由さ
至ってシンプル過ぎたのではないでしょうか今回のnote。
前に書いたnoteで「+α枠」にしといて正解でした。被写体と組み合わせて考えるのが一番やりやすいかなと思いますので、撮影する際に構図や自分が気持ちいいと感じる配置を考えながら撮るようにしてみてください。別途、構図を調べて覚えていくのがより吉ですよ。
それでは。