映画感想 『ザ・フラッシュ』
様々な制約や条件がある中で仕方がないのでしょうが、煮えきらない煮物料理を食べてしまったという印象の映画でした。
鑑賞中はずっと無理があるなという気持ちでしたが、鑑賞後はDCユニバースの映画におけるバリー・アレンのキャラクター性を考えると、バリー・アレンを主人公に据えた映画を作るとしたら、こうするしかなかったのかなとも思い始めてきました。
DCユニバースの映画におけるバリー・アレンのキャラクターは、メインに配置するというよりかは狂言回しかサブ(悪い意味ではありません)で動かすのが適しているのかなと感じました。
よかったところとしては、バリー・アレン同士のバディスタイルは面白かったです。エズラ・ミラーの演技力の賜物ではないかと思います。