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僕なりの飲食店の選び方

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 そういえば思ったことがある。

「オレ、純粋に”食べたい!”という理由だけで店を選ぶこと、そんなにないな」と。

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 今日は満場一致で牛タン屋に決まった。

 ヘルパーは普段、基本的にこちらの決定を尊重してくれる。支えるプロとして。

 でも、今日のヘルパーは親友だから対等に決定権をあげた。結果、歯医者の帰りに牛タンを喰らうという暴挙に出ることに・・・。

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 僕がお店を選ぶ時、たいてい真っ先に目が行くのは食べ物のジャンルじゃない。入口の広さや段差の有無である。

「電動車椅子でも入れるか」

 この1点に傾注する。その上で(条件が揃った中から)食べたいものを選ぶ。繰り返すが、少なくともメニューが第1条件ではない。

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 今回は電動のフットレストを折りたたんで手前のカウンター席に座った。車椅子でカウンターに座ることなんてなかなかないから、これもまた新鮮!

(親友撮影の写真にたまたま映っていたけど、店員さんもみんなめっちゃくちゃいい対応してくれました)

 知り合いにも遭遇し、髪型を褒められるという奇跡☆

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1,500円程度でこんなに本格的な牛タンが食べられるのはランチならでは^^

(お通しにもスープにも牛タンが使われていました。さらにデザートまで!)


飲食店に限らず、車椅子ユーザーのお店選びには何かと苦労がつきものです。

ただ僕はそれでも、色んなところに出掛けていきます。そして間違いなく言えること・・・。

それは「たとえ店が狭くても(今回のように広くなくても)間違いなく、接客の良いお店を選びます!」

入ってみなけりゃ分からない。けれどお店の対応とこちらの伝え方次第で、選択肢は確実に広がる。

 突撃することで自分の、レポートすることでみんなにとっての”良質空間”を、これからも広げていきたいと思っています。

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