大人同士の学び合いは子どもにとっての育ち合い
先日、教育に関するイベントの打ち合わせをしていた時のこと。
僕は、おもしろい大人になりたい!と思った
いきなり、こんなことを言われた。
「ウチはおもしろい大人がいっぱいいるし、関係ないおじいちゃんがおばあちゃんの言い合いに絡まれてたりする(笑)その周りを子どもが走り回ってたりするから・・・もうカオスですよ!」
確かにおじいちゃんがくつろいでるし、また別のおじいちゃんはメロンパンを握りしめて満面の笑みを浮かべているし、90歳超えのおばあちゃんはアンパンを早食いしてるし(特技らしい・・・)、その周りを電車好きの少年が駆け抜けてるし、それらを見守っているスタッフさんはみんな笑顔だし。
なんの仕切りもない大空間の中で、それぞれがそれぞれの世界観を持っていて混ざり合いながらみんなで人生を謳歌している。
究極の理想じゃん!と思ってしまったけれど、それが神戸市にある『はっぴーの家ろっけん』さんの日常のようだ。
境目はいらない
そんな空間だから当然かもしれないけれど、大空間の中には(リモートで見る確認する限り)仕切りも大きな柱も存在しない。あるのは”みんなをごちゃ混ぜ”にするという大きな柱だけだ。
打ち合わせ開始早々、年中くらいの女の子にイヤホンを奪い取られてるし、すでに登場した方とは全員、一言言葉を交わした。
そんな愉快なコミュニケーションがひとしきり落ち着いた時、僕は思わず切り出していた。
「最近、自分が笑わせているのか笑われているのか?その境目が分からなくなってきたんですよね~。
どのみち、自分を見て周りの人たちが笑顔になってくれるなら、そんなのどーでもよくて(笑)」
30過ぎの男が1人称を僕にするか私にするかで、実は結構悩む。とかそんなことはどーでもよくて、『障害っておもしろいよね!!』という共通認識だけで決まった、実は同い年の2人が勢いで発案した今回のイベント。
チケットはこちらから↓
・8/10(月・祝)10:00~11:30
・8/14(金)20:00~21:30
↑ 講演会&公開インタビュー
・8/10(月・祝)17:00~18:00
↑小中学生向け読書感想文講座 (※ろっけんさん単独企画)
身近な大人が学び合っている様を魅せること。そうすれば勝手に子どもたちは育ち合っていくのかな。
ふと、そんなことを思っていたりします。