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書き手として何ができるか

いきなりですが個人的な心情を言わせて(書かせて)もらえるならば、近頃書きたい欲が凄く高まっている。それも当たり障りのないことでもなければこれまで書いてきたことでもないようなことを。

でも、それをうまく一言で表す言葉が見つからないのだから、書き手としてまだまだだな、と。

先日2冊目を出版した。

「ふとした時に持ち歩きたくなる辞書」というコンセプトで。僕なりの等身大の人生で感じできた言葉たちを集め、それに1つひとつ想いを込めて解説をつけた。

本当なら新幹線や飛行機に乗ってでも直接届け、手渡したい人はたくさんいる。そうして出向いたその土地で、そんな人たちの力も借りてまだ見ぬ初めましての人たちに、1人でも多く想いを届けたい。

時代に合わないとか非効率とかもっといい方法があるとか言われても、他人の意見に合わせず僕が本当に書き手としてやりたいことはそういうことかもしれません。

「こんなこと言ったらダメかな」

そんなふうに悩んで、躊躇っている人はきっとたくさんいると思う。僕も全員の相談には乗れないし身体もキツくなってきてるからどこまでできるかは分からないけど、本って言うのは残るから、手元に残るから、好きな時に開けるから、気が向いた時に開いて「私だけじゃないんだ」って思ってくれたら嬉しい。そのために手元に置いてくれたらもっと嬉しい。

僕は障害の切り売りとか大変だよエピソードのお披露目とかはあまり好きではないけれど、やっぱり自分が一生懸命書いたものや講演で話した内容なんかを大切に覚えていてくれたら、本当に生きててよかったと思う。それが僕の人生だから。僕の想いに価値があるということだから。

この本のタイトルに付けたー想えば価値!ーというのはそういうことです。皆さん1人ひとりの想いに価値があるということ。僕はその上で人を傷つけない、他者の辛さや喜びをともに悲しみともに喜べる人と協同していきたい。後押しをしていきたい。人生をともに歩んでいきたい。


僕が書き手としてやりたいのは、(障害の有無を超えて)普段なかなかアウトプットできない人の本根(本音)にも寄り添う活動。

だから月に1度のイベントもクロージングでやっているのかもしれません。今、本当にその場を必要としている人とそんな彼ら(彼女たち)を応援したいと思って下さる方々に向けて。

今、書いてみてスッキリしました。最後までお読みいただき感謝します。

(ヘルパーを横目に)宅呑みでお酒が入った20:30.


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長野 僚
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