つながりが、気持ちが高揚する瞬間を生む~soar活動説明会に思う~

昨日はずっと応援しているsoarの活動説明会に参加した。僕にフリーになるきっかけをくれた、温かすぎるウェブメディアだ。

「気持ちが高揚する」「鳥が空高く舞い上がる」という意味のフランス語が語源だが、高揚するというよりはじんわりと染み渡る感覚に近い。

例えるなら、極寒のスキー場で飲むホットココアかコーヒーか。


昨日のテーマは「私たちが記事づくりで大切にしていること」

なぜこれほど多くの人に温かさが届くのか。

3年におよぶ関わりの中で、今さら聞けないsoarの根本や核心を対話を通して直接聞けるまたとない機械にワクワクした。

僕はここぞとばかりに「1つの記事を作成するにあたっての期間やフロー、現在のオンライン取材で気をつけていること」を聞いた。(3つも聞くなんて絶食中の力士並みに欲張りかw)

僕はよく、「誰か1人のために、その人の顔を思い浮かべて書きなさい(その方が伝わるから)」と指摘される。

1人でも多くの方に伝えたいと思うあまり、ついつい対象がぼやけてしまうからだ。

けれど、誰か1人の顔を強烈に思い浮かべて書くことで、その方と同じ境遇にある方に自然と届いていく。そうして心に届いた読者が自発的にシェアすることで、その記事はますます彩りを帯びていく。

この記事を書いていて思う。広めていくのは書き手ではない。読者だ。

読者の言葉には説得力がある。その場にいないのにその場の温度感を感じ取っているのだから。

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*以前イベントでいただいた手書きのメッセージ


ちなみに、今日の記事は紛れもなくsoarメンバーに向けて書いている。

あの時に背中を押してくれた精一杯の感謝を込めて。


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長野 僚
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