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聞き下手の社会福祉士

 この記事を書いていた3年前より少しだけ、成長していると思いたい。タイトルから「下」を取って、手を携えて生きていきたい。

 そんな思いを強くする、今日この頃です。

3年前の自己分析と社会福祉士

 私は当時、自分のことを”聞き下手の社会福祉士”だと自認していました。

 社会福祉士とは「専門的知識及び技術をもって、身体上もしくは精神上の障害があること、または環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある者の福祉に関する相談に応じ、助言、指導、福祉サービスを提供する者又は医師その他の保健医療サービスを提供する者その他の関係者との連携及び調整その他の援助を行うことを業とする者」(日本社会福祉士会ホームページより抜粋)とされています。

 また、「名称独占」の資格であり「資格をもたない者が、「社会福祉士」という名称を勝手に使用してはならないということで、社会福祉士資格をもっていなければ、上記の業務につけないということはありません」(同上)

 しかし、クライエントの話を聞く相談援助の専門職であるにも関わらず、今の自分は知識が乏しく、自らの経験だけで相談に応じようとしているため、つい話し過ぎでしまうのです。相談援助において、8:2もしくは7:3でクライエントが話をしている状態が理想とされています。いかに相手から話を引き出し、(抱えている問題を)客観的に捉え直せるように促すことができるか。いかにクライエント自身が解決できるように導いていくことができるか。これができてこそ、専門職のプロフェッショナルといえるのではないでしょうか。

今の私が誇れること

 残念ながら今の私は、単なる「自信家」にすぎません。それでも有難いことに、周囲にはこんな私に相談を持ち掛けてくれる人たちもいます。もちろん、その多くが友人としての私を頼ったものであることは否めませんが、相談に優劣も大小もありません。すべてが私にたくさんの気付きを与えてくれます。
 そんな状況において、真っ先に学ぶ必要性を感じているのは「就労支援分野」です。障害の有無を問わず、将来の進路選択は誰にとっても死活問題です。日々関わってくれる皆さんに感謝しながら、聞き上手な社会福祉士を目指していきます。


(加筆)今、私の周りにはたくさんのステキな人たちがいるから。

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長野 僚
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