伝える時に大切にしていること
①いつもそこに映像が浮かぶ授業(講義・講演)を!
「まるでその場にいるみたい・・・!」
(とりわけエピソードを語る時には)そんなふうに思ってもらえるような空間づくりや展開を考えています。
そのためには、表情やテンポ、間合いや抑揚といったノンバーバルコミュニケーションももちろん必要ですし、対象学年(年齢)に応じた話し方や身近な具体例のチョイスも欠かせませんよね。
特に前者は(先天的な脳性麻痺の影響もあり)正直難しい部分もありますが、お仕事をお受けする以上、そこはプロ意識を持って少しでも向上すべく、日々試行錯誤を続けています。
皆さんの前でお話しするエピソードを経験しているのは、当然自分だけ。
だからこそ、「ちゃんと皆さんも想像できているかな?」「頭の中に世界観を描けているかな?」ということは、常に意識するようにしています。
皆さんの表情や仕草から、たくさんのヒントをもらっているのです。
②書く時=対話する、話す時=フワッと届ける。
授業や講演などをさせていただく際には、「目の前にいる相手の心にフワッと届ける」
そんなイメージを持っています。なぜなら皆さん自身もたくさんの経験をしているから。
僕の講演を聴く中で、もしかしたらご自身の辛い経験を思い出してしまうことだってあるかもしれない。
だからこそ、「僕はこうでした。あなたはどうでした(どう思います)?」と優しく語りかけるようなスタンスでいたいと思っています。
書く時の対話する、というのも同じで、「(相手の顔が見えないからこそ)まるでそこに読者がいるかのように対話する」
どちらも大切にしているのは、一方的で上から目線にならないということです。
講演依頼はこちらから↓
1学期の修了に合わせ、5日間にわたってお送りした先生方向けのコラム。
いかがでしたでしょうか。
今後も(不定期ですが折りにふれて)、講演活動に込める想いなど教育に関するコラムを綴っていきたいと思っています。
この場を通じて、現場の先生方と対話することができたら嬉しいです。