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本当に説得力を持って話せるのは、自分が経験したことだけ
私が「なぜ学校で話したいのか」と聞かれたら、迷わずこう答えます。
本当に説得力を持って話せるのは、自分が経験したことだけ だと信じているからです、と。
先天性の脳性麻痺とともに生まれた私は、生まれた時から歩くことができません。
幼少期~学齢期は周囲とのちがいを直視し、同じところを見つけては喜ぶ。
そんな日々を過ごしてきました。そう、健常者に追いつけ追い越せでやってきたのです。
でも、ある時に気付きました。
自分とまったく同じ経験をしている人はいない(自分しかしていない)ということに。
そして、経験を伝える仕事を始めてからはこう思うようにもなりました。
「ありきたりな言葉ではダメだ」と。
それぞれちがう経験をしている人たちが同じ世界に生きている。
だから皆、価値があるのです。
だったらそれを、自分の言葉で伝えていこうと思いました。
人との”ちがい”に自信が持てない子どもたちに。
明日は[私がお伝えできること]についてお話しします。
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