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学生起業スタートアップからメルカリに入社しました

今年5月から正社員として、メルカリにプロダクトマネージャーとしてジョインすることになりました!大学在学中に創業メンバーとして立ち上げた会社(株式会社カーチ)で、副代表として約4年半、プロダクト開発や事業運営に携わってきましたが、さらなる成長と新しい挑戦を求めて、今回メルカリに入社する決断をしました。


学生時代に会社を創業した背景

2019年の6月頃、大学3年時に現代表である中村くんと初めて話をした時に、OMO(リアルな世界とデジタルの統合)という概念を基盤にした新しいビジネスや体験をつくり、世の中に新しい価値を生み出したい、「価値と価値にアーチをかけて新たな価値を創造する」(社名である「カーチ」は「カチ」と「アーチ」を組み合わせたところから名付けられている)をビジョンに掲げた会社をつくりたい、と熱く語ってくれました。自分もその想いに強く共感して、ビジョン実現に向けて少しでも力になりたいという思いが湧き上がり、ジョインすることに決めました。

カーチでやってきたこと

最初は小売事業で空いているスペースを活用して無人で物販販売ができるサービスを構想し、資金繰りや仮説検証に多くの時間を費やしましたが、思い描いていた理想とはほど遠い現実に直面し、ピボット。その後は、健康・ウェルネス関連の情報を発信するメディアを立ち上げたりと、事業を進めましたが、多くの壁にぶち当たり成長の停滞を感じていました。
そんな中コロナ禍に差し掛かり、特に打撃を受けた飲食業界に目を向け、業界に貢献するための強い決意を胸に、飲食店での事前注文サービス「SmartDish」 を2020年の9月にリリースしました。2ヶ月で200店舗の導入を実現するなどの成果を上げました。サービスリリースをきっかけに飲食業界に入り込む中で、業界の根深い問題に直面し、単なる注文や決済サービスに留まらず、業界全体を根底から変革するためのシステム構築が必要だと痛感しました。そこで、POSシステムを基軸として、モバイルオーダーやCRM、マーケツールなどの開発を行い、飲食店のシステムのインフラとなれるようにサービスの開発・運営を行ってきました。

もがきながら得た成長と学び

事業開発・運営をしていく中で、多くの失敗を経験しながらも、チームと共に成長していくことができました。自分の役割は、事業構想からエンジニアとしてシステム設計から開発、運用、デザイン、時には営業活動などサービスに関わることなどなら何でもやる!という感じで働いてきました。会社の創業当初はプログラミングもろくにできなかったですが、プロダクト開発をしていく中で技術を身につけ、最終的には設計から開発・運用まで賄えるレベルにまでなりました。
何もないところから一歩ずつ積み上げる難しさを実感しながらも、「自分で何かを作りたい」という情熱だけは常に持ち続けて事業と向き合っていました。

メルカリにジョインする決断

ゼロからイチをつくりだしていく過程を経験して、さらに事業を伸ばしていくには自分の経験値をもっと上げる必要があると感じるようになりました。スタートアップのような小さな環境から、メルカリのような大規模なプラットフォームをもつ企業での事業経験を通じて、新たな視点やスキルを磨けるのではと思い、今回転職を決意しました。自分自身の成長はもちろんですが、これまでの経験を最大限に活かしつつ、新しいフィールドではプロダクト開発や事業の成長に寄与することを目指しています。

新たなステージでの期待

新しい環境で、新しいチームで、新たな目標に挑むことにとてもワクワクしています。スタートアップで学んだ「新しいものをつくる楽しさ」をさらに深め、次のステージでもその情熱を持ち続け、新しい価値を生み出し世の中にインパクトある事業をつくっていきたいです!

現在は暗号資産やブロックチェーン関連の企画・開発をするメルコインにプロダクトマネージャーとして所属しています。自分にとって新しい事業領域・事業規模でキャッチアップするのに必死の毎日ですが、これまで以上に求められる役割と責任を自覚し、日々成長と発見を重ねていければと思ってます!頑張るぞ!

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