regalo 5周年を迎えて:大切な想いを形にする場所
こんにちは。
株式会社ONE代表の宮田亮(みやたりょう)です。
子育てをしながら会社経営をしています。
本日(2024年12月3日)、regaloが5周年を迎えました。まずは、この5年間、regaloをご愛顧いただいたお客様、そして支えてくださったスタッフや関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。
この節目を迎えるにあたり、私がこの事業を立ち上げたきっかけや、これまでの経験、そして未来への思いを振り返りながら、言葉を綴りたいと思います。
「regalo」という名前に込めた想い
「regalo」はイタリア語で「贈り物」という意味があります。この名前には、人が人を大切に思うことを形にしてよりよい人間関係づくりに貢献したいという想いを込めました。
スタートアップを立ち上げ、経営者としての歩みを始めた当時、私は「ビジネス」と「感動の共有」をどう結びつけるかに悩んでいました。ただ利益を追求するのではなく、人の心を動かす場をつくりたいと考えていたのです。そんな中、ギフトを通じて人々の心を癒し、つなげる場所をつくろうと思い至りました。それがregalo誕生のきっかけです。
挑戦の日々
開業当初、私たちにはブランドの知名度もなく、資金も潤沢とは言えませんでした。それでも、「温かさ」と「特別感」を提供するという信念を掲げ、一歩ずつ進んできました。
最初の数ヶ月間は、思うようにお客様が集まらず、スタッフのモチベーション維持も課題でした。しかし、そんな中でお客様から「ここに来るとほっとする」「また来たい」といったお言葉をいただけるたび、疲れが吹き飛ぶ思いがしました。経営は数字だけでは語れない、心の通った瞬間の積み重ねだと気づかされました。
その後、地域とのつながりを大切にし、地元の生産者から直接仕入れた食材を使うなど、「地域密着型」の経営スタイルを構築していきました。これが功を奏し、徐々に常連のお客様が増え、口コミで広がる形で支持を得るようになりました。
コロナ禍で学んだこと
この5年間の中でも、特に忘れられないのはコロナ禍です。飲食業界は大打撃を受け、regaloも例外ではありませんでした。新装オープンした4ヶ月後に緊急事態宣言が発動され、お店をオープンすること自体が困難となる時期もありました。
そんな中で感じたのは、お客様やスタッフとのつながりの大切さです。常連のお客様から「欲しいものを予約しておくから、準備しておいて」という温かい声をいただいたり、スタッフたちが「こんな状況だからこそ、私たちで乗り越えましょう」と一致団結してくれたりしたことで、危機を乗り越えることができました。
逆境の中で学んだのは、「誰かと助け合う力」です。この経験があったからこそ、今のregaloがあります。
未来への展望
5年という節目を迎えた今、私は改めて「regaloをどのように進化させていくべきか」を考えています。
一つの方向性として、今後は地域のコミュニティをさらに活性化させる取り組みに力を入れたいと考えています。例えば、地元の生産者と連携したイベントの開催や、子育て世代が気軽に集えるスペースの提供など、「人が人を大切に想うことで豊かな人間関係づくりに貢献する」としての役割を拡大していくつもりです。
大切な人にギフトを送るときには、相手のことを真剣に考えます。何が好きか、どう喜んでいただけるか、感謝をちゃんと伝えることができるかなどなど。この瞬間は完全に相手のために時間を使っています。
私達はこの大切な時間をサポートすることで、ギフトを購入された方と、その方が送る大切な方との会話までイメージして、仕事をしていきたいと思っております。
ギフトを通じて優しいまちづくりに挑戦することが私達の使命だと考えています。
最後に:皆さまへの感謝
regaloの5周年は、決して私一人の力で成し遂げられたものではありません。お客様、スタッフ、地域の皆さま、そして家族――そのすべての支えがあってこその今です。
これからも「特別な贈り物」を皆さまに届けられるよう、日々精進してまいります。ぜひ、これからのregaloにご期待ください。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
宮田亮(りょうちん)
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