元住吉『酒場ヒナタ』 こういう酒場が地元にあると実にいい
夏、娘がインターハイで福岡に行ってる時にカミさんと軽く飯を、と入ったお店。
元々、長年やっていた焼鳥屋さんが建て替えのタイミングでやめたようで、建て替え後に入ったのが『酒場ヒナタ』。
昼からやっていて、なんだかいい感じそうだなぁと、気になっていて入ったお店。
夏の話を今更、という気もしますが、単純に更新ネタがないから。
お店に行った当時、書こうと思って店名をググってしまったら、ちゃんと取材してある記事をみつけ、詳細はここをみればいいじゃないか、と思い、書かなかったのでした。
上の記事にもありますが、何がいいって、ふらっとひとりで来ているお客さんがいること。
そして、店員さん(上の記事を読んでわかりましたが、山口さん)が気さくに話かけてくれるところ。
元住吉って結構たくさんお店があれども、ひとりで入りづらいお店もあるんですよね。
私が変な人に見えたのか、理由はわかりませんし、どことは言いませんが、普通のこじんまりとした居酒屋に入ろうとすると、
「すみません、ウチ、一見のお客さんは入れないんです」
と言われたことがあったり(お客さんはお爺ちゃんひとりだけ)。
そういう経験から、ウェルカムな感じで心地よく迎えてくれるお店は大変うれしいのです。
この日の気分はホッピー。
焼酎が満杯に入った小さいグラス、氷が入ったジョッキ、ホッピー、そんなホッピーセット。
焼酎が満杯に入った小さいグラスをジョッキに入れる時の「こぼさないコツ」を教えてくれながら、提供されます。
そういったコミュニケーションポイントが注文する時にあるのがうれしいですね。
中をおかわりすると、カウンターにある銀色ポットで小さなグラスで補充。
「そのポット、焼酎だったんですね」
「そうなんですよ。この間、水だと思って飲んでびっくりしていたお客さんがいましたよ」
おお、こんなところにもコミュニケーションポイント。
酒が進みます。
だって酒場なんだから。
軽く飯を、と入ったものの、隣に座っていた3人組のお客さんの会話から、
「蒲田のあの家〜〜〜〜」
と聞こえた時、蒲田出身のかみさんが反射的に反応。
軽く飯と思っていましたが、そこから盛り上がってサクッと終わらず。
3人組のお客さんは兄弟でたまに集まって『酒場ヒナタ』で飲むのだそう。
チンチロハイボールで盛り上がり、なんだかいい感じに酔っ払って帰宅。
帰宅すると、買い物バッグを忘れたとカミさん。
『酒場ヒナタ』で軽く食べて、家でもなんか食べるだろうと持ってきた買い物バッグを、サクッといかずに盛り上がってしまった為、忘れてきたと。
翌日、取りに行くと、山口さんが覚えていてくれて、カミさんが何も言わないうちから、
「昨日、バッグ忘れてましたよ」
と奥から持ってきてくれたそう。
そんな話をうれしそうに話すカミさん。
まぁ、そういうお店なんです、『酒場ヒナタ』は。
またふらっと行こう。
『酒場ヒナタ』