シュテルテクストガンダム
ガンダム
名称はシュテルクストガンダム。(ドイツ語で最強の意味)
型式番号 RX-78-2ST G
開発経緯
本機は一年戦争終盤に活躍し、大破したRX-78-2ガンダムの破損部品を回収して再開発されたmsである。
ジオン軍の敗北が決まった、いわゆる一年戦争後にロールアウトされた。戦争が終結したとは言え、各地でジオン残党軍の戦力は連邦軍にとって依然脅威であった。事実、のちのデラーズ・フリート率いるジオン残党軍やシーマ艦隊がその代表例である。
※因みにジオン残党軍は上記のようにいくつか”派閥”が存在する。同じジオン系統ではあるがデラーズ・フリートを正義とする残党軍やキシリア派を正義とする残党軍というように枝分かれをしており、主要拠点を1,2か所落せば殲滅が可能という訳ではない。
各地に散在している状態で且つミノスキー粒子の影響により目視に近い状態での捜索となる為、連邦軍も数で圧倒するとはいえ苦戦をしていた。
そうした中、各地に残存する残党兵、彼らの基地や母艦を効率的に根本から叩くことが可能なMSの開発が進められた。量産型MSの開発・製造ではなくいわゆる、高級機体で計画が進んだのはジオン残党軍、激戦区を生き残ったパイロット達の高い練度とジオン(支持する政党のリーダー)に絶対の忠誠を誓った熱き魂が並みの連邦軍のパイロットでは太刀打ちができなかった為である。
↑オーストラリア大陸に位置するトリントン基地にて格納されたガンダムタイプのMS。各防衛用MSが配備されていたが数機のジオン残党軍の奇襲により奪取されてしまった。(戦略的というのも原因であるが、まさに死に物狂いで戦う残党軍の魂と技量の前に足止めすらままならなかった)
※この話は0083を見ると分かります。
こうした事情があり、1機で同時に10機と同時に戦闘が行えるほどの超高性能なMSをコンセプトに開発が行われました。これがシュテルテクストガンダム誕生となります。
※シミュレーションではシャア専用ザクとの戦闘開始後、約15秒で撃破が可能な性能となっています。(ある程度のベテランパイロットである場合)
【機体解説】
第一として敵基地・母艦の索敵のために頭部にはマイモレーダと呼ばれる全くもって新しいレーダー探知機能を装備している。これはレーダー探知対策を施した機体や戦艦などすら探知されるものである。
二つ目は胸部に搭載された、ヒリアリックレーダーである。本レーダーによりミノスキー粒子による影響を40〜50%もカットする事が可能となっている。
・アスヒヴィス
中至近距離からの攻撃オプションとしてサーベルラックと銃口を装着した武装が装備されている。
後の二連装ビームライフルのプロトタイプである。
射撃後のクールダウンを効率的に行う為、背面には装甲処理がされていない。
又、キャノン砲の装備により右側のサーベルラックが事実上
使用不可となった為、アスフィビスの背面にサーベルラックをマウントする事で計2本での運用を可能としている。
尚、本ユニットは右腕に装備し左手にシールドを装備する事も可能である。
180mm イーリアムキャノン砲
陸戦型ガンダムの180mmキャノン砲をベースに改造が施されたものである。追加物として左側にパルス照準器が取り付けられており、頭部センサーと併用する事でより精度の高い狙撃を可能としている。
又、銃身には冷却カバーが取り付けられており、連撃も可能となっている。
次に機体部分で改造された所を解説します。
両脚部にロケットブースターを装備。
追加武装で重量が増えた分を軽くカバーできる出力を有している。
また、バックパックに装備されたバーニアは推進強化型に変更されており、RX-78-2ガンダムよりも出力が1.3倍に増加している。
胸部
胸部には左右に動力パイプを有している。更にコクピット上部には索敵用レーダー機能を有している。
【写真】
↑シミュレーションではシャアですらヒートホークで応戦する間を与えない程の急速接近による撃破が可能という結果が出ている。