ポカリスエットのCM
ちょっとばかり前に話題になったと思うのですが、自分もずっと思ってたので、書いておきたいと思います。
ズバリ「ポカリスエットのCMが好きじゃない」問題です。
私がこどもの頃のポカリスエットのCMは「喉を潤す」に視点が置かれた、分かりやすい、割とあっさりした作りだった気がします。
それが気づいたら「学生がみんなで踊って最後にポカリスエット」を飲むCMになっていたからひどく驚いたのです。
何作目か前は大勢の学生が校庭で踊っていて、「私だったらこの学校通えない…」と思ったものでした。
何故ポカリスエットのCMが好きじゃないかというと、理由ははっきりしています。完全に私の妬み・僻み・嫉みが原因です。
私はつまり、大勢で踊って楽しむような「クラスの主体」ではなかったからです。その仲間に入りたいとは思いませんでしたが、ああも大々的にCMにされてしまうと、「みんなで楽しむことを楽しめる人たちがいて、もしかしたら自分にもそういう人生があったのかもしれない」と少しだけ心が疼くのです(性格上、どう考えても無理ですが…)
個人的にあのCMが出来た背景に以下の理由があると思います。
・ペットボトルの台頭のより持ち運びが便利になり、身近になった
・流行の主体が10代学生になった
・youtybe等により「みんなで何かをやる」のが好まれるようになった
たぶんもっと他にも理由があるとは思うのですが、素人の考えるところはこんな所です。
いまのポカリスエットCMからは、風邪をひいたときに飲むとか、二日酔いの時にのむとか「弱っているときに飲む」イメージが湧かないのです。
なんなら、元気いっぱいの時に飲んでるような気さえするのです。
ポカリスエットのCMの映像は確かに綺麗です。
でも、私のような人間からは、そのまぶしさのあまり見えなくなっていったように思うのです。
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