高瀬くるみさんのバースデーイベントで得た感動と価値
2023年4月19日水曜日、ランドマークホールで行われたBEYOOOOONDS/雨ノ森川海 高瀬くるみバースデーイベント。
この日、自分の中である曲の価値が大きく変わることになる。
この体験をなるべく熱量が冷めないうちに保存するために久しぶりにnoteを開いた次第。
本noteでは高瀬くるみバースデーイベント(敬称略)の感想をつらつらと書いていく。
■人生初の推しのバースデーイベント
ハロープロジェクトに所属するアイドルグループBEYOOOOONDSの高瀬くるみさんを推し始めたのが3年前の2020年。
推し始めて3年で初めて推しのバースデーイベントというものに、ついこの間の水曜日に行ってきた。
実は昨年行われたバースデーイベントはチケットも有給も取っていて、行ける予定ではあったが、直前で東北地方に大きな地震が発生。(当方東北住み)
東北新幹線は動かなくなり、東京へと行く手段はバスのみとなってしまった。
余震の心配もあったため無理はできないと、断腸の思いでバースデーイベントに行くことを諦めた。
この日は死んだ目をしながら自宅で有給を消化したことを、今でも鮮明に覚えている。
そんなこんなで2023年4月19日が、人生で初の推しのバースデーイベント参加となったわけだ。
それはもう、楽しみで楽しみで仕方なくて。
席も去年行けなかった不運が報われたかのような良席。
(1公演目4列目、2公演目2列目という神席)
僕自身にとってはバースデーイベントに行けること自体が、
とても有り難いことで価値があることだった。
わくわくと良席のドキドキを胸に感じつつ、
ランドマークホールへと向かった。
■これがバースデーイベントなのか!!
1公演目終了後、自然と涙が出ていた。
月並みの言葉ではあるが、配信で見るのと生で見るのとでは感動の度合いがまるで違った。
オープニングはJuice=JuiceさんのNever Never Surrenderから始まった。
イントロが流れた瞬間、隣に座っていた連番相手のきむけー(大学からのリア友でありヲタ友)と目を合わせた。キタキタキター!!!!って感じ。
これマジで配信を是非見て欲しい。高瀬くるみさん、マジで歌がうまいんですわ。
特に一番最後のフェイク。
少し前に有澤一華さんのフェイクが話題になっていたけども、
高瀬くるみさんのフェイク、これマジで痺れた。
一華ちゃんのフェイクももちろんとんでもなくやばい、
でも高瀬くるみさんのフェイクも聴いてほしい。
繰り返しにはなるが、配信を見てほしい。
「え…!?えっっ…まだ上がんの…!?!?!は…え、ちょっ、ウワアアアアアアアアアアアアアア」
これが僕が聴いたときの心の声です。
高瀬くるみさん、初っ端から飛ばしまくりますやん…(合掌)
その後はコーナーを経て、ミニライブコーナーという順番で進んでいった。
セットリストは以下の通り。
1公演目
・Never Never Surrender
・キソクタダシクウツクシク/アンジュルム
・循環/雨ノ森川海
・有頂天LOVE/スマイレージ
・夢さえ描けない夜空には/BEYOOOOONDS
2公演目
・Never Never Surrender
・人生すなわちパンタレイ/アンジュルム
・循環/雨ノ森川海
・有頂天LOVE/スマイレージ
・夢さえ描けない夜空には/BEYOOOOONDS
セットリスト1つ1つに触れていきたいところだが、
それはあとがきか何かに書きます。
というのも僕がこのnoteを書きたいと思ったのは、
この中の一曲から得た感動があまりにも大きかったからである。
このセットリストの一曲の価値が、このバースデーイベントによって大きく変えられた。
この体験こそが「バースデーイベント」なのか…!!
と衝撃を受けた。
この体験は何かに保存しておかなければ、このリアルな熱量をいつか思い出せなくなると思い、休日のスターバックスでPCをポチポチしている。(エンターキーを弾く音)
■推しによって1曲に与えられた新たな価値
ここまで飽きずに読んでいる人がもしいるのであれば感謝です。
多分近々良いことが起きるよ。
さて、本題に入っていく。
高瀬くるみさんがイベントの最後に歌ったBEYOOOOONDSの「夢さえ描けない夜空には」。
4月12日にリリースされたBEYOOOOONDSとしては4枚目のシングル。
この中に収録されている新曲だ。
吹奏楽から着想を得たこの楽曲は、インスト単体でも聞けるくらい伴奏の質が高い。
終盤の盛り上がりは特に感動を生み出すアレンジになっている。
(コードとか詳しくないけど星部さんなら狙ってやってると思う)
歌詞も自分の存在を肯定してくれるような、温かい歌詞になっている。
この曲のMVが公開され初めて聴いた時、良い新曲だと感動はしたが、
正直に言うと、自分がアップテンポ調の曲が好みということもあり、同じく4枚目のシングルに収録されている「求めよ…運命の旅人算」の方ばかりを聴いていた。
しかしこの曲に繋ぐ高瀬さんのMCの言葉によって、自分の中でのこの曲の価値が大きく変わることになる。
(以下、高瀬さんのMC)
20代のアイドルってこんな感じ!って囚われちゃってた部分もあったんだけど、でも、私らしく発信している時の方がね、みんなが喜んでいるような気がしたの!
私もなにかのオタクであるということを経験している身なので、
やっぱ私が何かを応援している時に、その人が、そのものが、
それらしくいてくれることって、
すごくオタクとしては嬉しいことだなって思ったからこそ、
私も私らしく私のやりたいことをやろう!って思って、
1年頑張ったのがレベル23の1年だったのね!
で、24になって抱負的なことをあえて言うのであれば、
もっと自分らしくというか、ありのままの自分を愛してもらえるような人になる、みたいなのを抱負的に掲げてというか。
この芸能の世界にいる上で、ありのままでいる自分「も」愛してもらえるような人になるっているのを、自分的な永遠の目標として、掲げて頑張っていけたら良いなと思いますので、改めてこれからの高瀬くるみもどうぞよろしくお願いします!
そうしてこのMCのあとに夢さえ描けない夜空にはのイントロがかかる。
高瀬さんが歌い始める。
君が君として生まれてきたことって素敵だよ
この言葉が届いた瞬間、涙が止まらなくなった。
そしてラスト大サビ。
誰にも汚せない
夜空は見守ってるいつも一生懸命生きる君のこと
愛してる
夢でも敵わない
今ここにいる瞬間
君が君として生まれてきたことって
長い長い時の
たった一度しかないんだ 美しいことなんだ
高瀬さんのMCによって、
自分が自分らしくいてもいいんだと、君もありのままでいいんだよと、
すごく肯定してもらえたように感じて、ボロボロ泣いた。
ありのままの自分を愛してもらえる人になりたいと言った高瀬さん。
2公演目のMCでは
「高瀬くるみの一番のファンは高瀬くるみなんだって、私が私を愛せなきゃ、誰にも愛してもらえないって思ったの。」
※記録がないので言葉の細部までは正確じゃありません、ご了承ください。
とも言っていた。
この言葉があってからの夢さえはさらに響いた。
あーやばい、これを書いている今も泣きそうだ。
高瀬さんのこの「ありのままの自分を愛してもらえる人になりたい」、「自分の一番のファンは自分」という想いによって、自分の中でこの曲に新たな価値が与えられた瞬間だった。
通常、アイドルの楽曲は作詞・作曲家によって生み出され、
それをアイドルが歌う。
アイドル自身が作った曲ではない限り、アイドル自身の想いがその曲に直接乗ることは無い。(例外はもちろんあると思うが、一般的に。)
しかし、バースデーイベントのMCによって、アイドル本人の思いが後付ではあるが楽曲に直接乗った、と僕は感じた。
このバースデーイベントを通して、夢さえ描けない夜空にはという楽曲に、高瀬くるみさんの想いという新たな価値が自分の中に与えられたのだった。
■おわりに
バースデーイベントから早2週間が経とうとしているが、あれから毎日夢さえを聴いている。
聴くたび泣きそうになる。
バースデーイベントに初めて参加して、
バースデーイベントが推しの思いが詰まった素敵な空間なんだということを、肌で感じることができた。
改めて本当に行ってよかったと思った。
推しの想いによって作られた素敵な空間、
それによって得られる感動は、他じゃ経験しがたい幸福感に満ちあふれていた。
これこそがバースデーイベントに行く価値なのだと思った。
もっと高瀬くるみさんを応援したい!と思えたし、
改めて高瀬くるみさんが好きなのだということを実感した。
拙い文章でしたが、ここまで読んでくださった方がいたのであれば感謝です。
また来年のバースデーイベントにも、絶対行きたいと思います。
それではまた!
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